2009年3月 5日 (木)

西松疑獄の不始末

Stt0903041309017n1予てから取沙汰されていた西松建設の裏金問題が大きく動いた。3月3日に小沢一郎民主党代表の公設第一秘書である大久保隆規氏が逮捕された。容疑は、西松建設のOBが作ったダミーの政治団体を通して得た献金を西松建設からの献金と認識した上で処理したとする政治資金規制法違反の容疑だ。これは自民党の常套手段である「迂回献金」というありふれたものであるが、不実記載ではなく、報告書に記載されているのにも関わらず逮捕者が出たのは、今回が初である。小沢代表が言うように異例でかつ異様な摘発ではある。検察のやり方には後述するようにかなり無理があるが、確かなことは、献金額から言って西松建設が小沢代表にとても肩入れしていたと言う事実である。しかしこれは報道されているように100億円という胆沢ダムの工事の受注を期待するというチンケな理由からではないだろう。西松建設は金丸信元副総理の親族企業である。かつて西松建設の社長を務めていた杉本三吾氏の娘は、金丸氏の息子・信吾氏(境川社長)に嫁いでいる。その兄・康信氏(テレビ山梨社長)の妻は竹下元首相の長女である。さらに元首相の三女は竹中工務店の竹中宏平元社長の二男の夫人で、その夫人の叔父・竹下亘氏(竹下元首相の弟)の妻は、福田組の福田正会長の二女であり、長女が小沢一郎氏の夫人となっている。つまり金丸〜竹下〜小沢という師弟&親族関係に基づく肩入れであろう。身内意識があったのだ。これは西松建設の現社長もインタビューで「金丸さんの秘書だった方だから・・・」と認めている。

ついさっき知ったニュースで神奈川県の民主党支部及び藤井裕久議員の事務所がある相模原市の市場から火が出て全焼したようだ。何か関連はあるのだろうか?

逮捕された大久保氏に関してはかなりのやり手ではあったようだ。岩手県釜石市にあるパチンコ屋・国際会館/有限会社大久保興業(総連系と言う話だが)の社長の息子であり、かつて釜石市議を務め、釜石市長選にも立候補したものの落選、その後小沢一郎代表の秘書になった。大久保氏を小沢氏に紹介したのは、市長選で大久保氏をバックアップした、麻生首相の義理の弟・鈴木俊一衆議院議員(岩手1区)である

小沢事務所は事前に献金額を打ち合わせ、しかも西松建設に対し請求書を発行していたと言うが、裏金まで作って政治献金していた企業が、請求書を一体どんな費目で処理するのだろうか?請求書を発行したら迂回献金の意味はないと思うがどうであろうか?

また多くの与野党の政治家に問題となっている2つのダミー団体から金が流れているが、小沢氏の秘書が認識していて他は認識していないという根拠はさすがにないだろう。つまり他の政治家の会計責任者も逮捕しなければバランスがとれないと考える。

さらに時期であるが、時効を理由とするならば(自公を理由とするなら分かるがw)、10月でも良いのではないだろうか?今でなければ理由は何であろうか?やはり郵政民営化の話題から逸らす為か?

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2008年11月21日 (金)

報道されない受賞の経緯

Plc0805241642009p1_2今年もこれに近づき、毎年恒例の今年の世相を表す漢字一字の発表される日が迫っている。麻生首相が今年の漢字を果たして正しく読めるのかに注目しているw。

さて、元厚生事務次官連続殺傷事件で影が薄くなってしまったが、田母神前航空幕僚長の話。自衛隊小松基地の借り上げ宿舎の契約が、アパグループに偏っているようだが、この程度では守屋前防衛事務次官の事案に及ばないだろう。契約をちょこっと見直して終わりになる。むしろF-15に搭乗した経緯や、論文の賞金が胡乱な目的のものか、といった方が気になる所だ。産經新聞社から出ているアパグループCEO元谷氏の著書『報道されない近現代史』を読んで、改めて田母神氏の論文(もしそれを論文と呼ぶなら)のお粗末さに嘆息せざるを得ない。

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2008年10月 1日 (水)

次男を信じろ

53bba371bb7ad6598a791b55274c5985小泉元首相が引退する。清和会出身総理の2代続けての政権放り出しの真の原因は、テロ特措法にあるのだが、その成立を困難にさせている『ねじれ国会』の元凶が、自身であるにもかかわらず、総括もせずに退場する。次期衆院選に出馬すれば、負ける事はないにせよ、一連の国情の悪化の責めを受ける事は間違いないので、敵前逃亡した訳だ。で、後継に次男の進次郎氏を立てる。息子を弾避けにするつもりだろう。息子の選挙に忙しいと言う理由で、他の候補の応援には行かないはずだ。本当のチルドレンしか関心がないのだ。お披露目の仕方も姑息だった。麻生総理が、国連総会に出席する為不在の時に、引退を発表し、自分に衆目の関心を集めると、そのまま後継のお披露目に繋げたのだった。野党は世襲を批判しているが、批判しているのが鳩山由紀夫幹事長だったり、田中眞紀子議員だったりと同じ世襲議員を映したんじゃどっちらけだろう。2005年の選挙では、20万票近く小泉元首相は獲得したが、息子はどれだけ行くだろうか?刺客にヤッシーを送り込む、なんて噂が流れているが・・・。

ネット等で紹介されている彼の経歴をまとめると以下のようになる。

1981年       横須賀生まれ
1999年3月    関東学院六浦高校卒業
1999年4月    関東学院大学経済学部入学
2004年3月? 同大学卒業
※留年した原因は不明だが、オーストラリアへの短期留学が理由と思われる。
2004年9月  コロンビア大学芸術科学大学院政治学科進学
2006年6月  同大学院卒業
2006年6月-2007年7月 CSIS勤務
2007年7月-  帰国後、父親の事務所で働く

コロンビア大学大学院の進学は、難関であるので、小泉元首相の紹介状を、ジェラルド・カーティス教授を経由して学長に渡したのではないかと推測される。CSISの勤務も当然父親のコネで、直属上司がマイケル・グリーンだったから、安心して働けた事だろう。ちなみに『英語面白楽会、ニッポン』なる団体の特別顧問教授も勤めているが、こちらは卒業した大学の教授である会長が推挙したのでは、と推測される。

ちなみに父親の小泉元首相及び安倍前首相は、留学歴があるとのことだが、最新の国会議員便覧を立ち読みした限りでは、安倍前首相は留学の記載はあるものの、留学先の記載はなかった。小泉元首相に至っては、留学したとも書かれていない。どちらも遊学だからだろうか。首相が海外の要人と会談するというニュースで、『流暢な英語で話した』『英語で会話した』なんてわざわざ新聞やテレビのニュースで強調され始めたのは、傑出した英語使いであった宮沢元首相を除けば、小泉元首相の時代からだと記憶している。ブッシュ大統領に対して、'It's sunny.'と言う所を'It's a sun.'と言っていたくらいだからハッタリだったのだろう。安倍前首相も同様だ。

トリリンガルである中曽根元首相は、『レーガンとミッテランの間に入って通訳してあげた』ことを自慢していたようだが、単に耳の悪かった(映画の撮影で使った銃の影響による)レーガン元大統領が補助を求めただけのように思われる。

で、麻生首相の英語だが、流暢ではあるけれども、吉田茂元首相に白州次郎のようなオクスブリッジを身につけさせる為にと、アメリカの大学院を卒業したのにわざわざイギリスに再び留学させられた割には、スピーチからオクスブリッジの品位を感じなかったのは、やはりあの声の所為だろうか(笑)。

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2008年8月 3日 (日)

福田総理の葬式は創価学会式

01pressやるやらないで1ヶ月以上もめ、結局やらされる羽目になった内閣改造。一番改造しなければならないのは、総理大臣だが、留任。福田留任内閣とはよく言ったものだと思う。本人は「安心実現内閣」と言うが、実現する前に公明党の手によって更迭され、新しい内閣の元で解散総選挙が行われるだろう。その時期は遅くとも通常国会が始まるまで。国政選挙よりも大事な都議会選挙の公明党が万全を尽くせるようにするためだ。それは警視庁の予算を握る都議会法務委員会委員長のポストを40年以上も握っている公明党は、次の選挙を自公で過半数とらないとポストを失う恐れがあるからだ。というわけで福祉の政党に要介護認定された福田改造内閣だが、顔ぶれがまたひどい。というより人材が自民党に残っていないのだろう。

ついでに支持率も上がっていない。30%ないと危ないと言うのに届かなかった。消極的な態度を見透かされたからだろう。

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2008年6月16日 (月)

Impeachment, impeachment!

1mccain_bush_hugオハイオのホビットによる強烈な一撃。

6月11日、アメリカ下院でブッシュ大統領に対する弾劾決議が、圧倒的多数で可決された。決議案を提出したのは、オハイオ州選出下院議員デニス・クシニッチ議員(共和)。彼は昨年11月にもチェイニー副大統領の弾劾決議案を下院司法委員会に今回と同じように提出したものの、下院司法委員会委員長である、コンヤーズ議員(共和)によって店晒しにされていた。

今回クシニッチ議員は、6月9日に35の訴追理由を発表、翌10日にはフロリダ州選出のロバート・ウェクスラー下院議員(民主)が合流して、決議案を下院司法委員会に共同提出。11日に251対166の圧倒的多数の賛成によって決議された

また今回のニュースとは別の話になるが、先日オーストラリアのケビン・ラッド首相が、ハワード前首相がアメリカのイラク侵攻を支持した4つの理由が全て誤りであったと強調した。そしてオーストラリアの有志団体が、ハワード前首相を戦争犯罪人として国際司法裁判所に訴えたことも明らかになった

マスコミは、丸川珠代議員の結婚式を報道している場合ではないだろう。

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