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2006年10月22日 (日)

The Man of WMD

200pxrumsfeld1ボブ・ウッドワード氏の近著「The State of  Denial」で、その傲岸不遜ぶりが暴露され、辞任要求がますます高まっているラム爺。 中間選挙対策として、投票日直前にラム爺を更迭することで、共和党陣営に風を吹かせると言う、オクトーバーサプライズの前触れかもしれませんが、いずれにしても彼については、改めて考えなければいけません。

暗いニュースリンク「ラムズフェルドの北朝鮮コネクション」

 このリンク元の記事でも明らかなように、1995年に北朝鮮に軽水炉を支給した会社、ABB社の当時の取締役の一人で、唯一のアメリカ人取締役であったラムズフェルド国防長官は、持ち前の政治力と営業力を遺憾なく発揮し、北朝鮮軽水炉事業に、見事ABB社の受注を勝ち取ったのです。この事業の大元であるKEDOというものは、金日成/クリントン会談によって合意した、「北朝鮮が核開発を停止する見返りとして軽水炉とエネルギー(主に石油)を与える」という米朝2国間協定を実行するための機関で、実態は米朝2国間協定にもかかわらず、金は韓国と日本が出し、軽水炉はスイス企業であるABB社が受注すると言う、不可解なものなのです。北朝鮮危機が叫ばれている今、ラムズフェルド長官の当時の行動は重大な意味を持ちます。

 また支給したタイプの軽水炉は、核開発への転用が困難、ということで支給されたのでしょうが、ならば何故この提案をイランに対してしないのかが、不思議でしょうがありません。逆にこれも北朝鮮の核開発に一役買った、という指摘ができるならばもはやダブルスタンダードと言えやしないでしょうか。

Handshake300そして忘れてはならないのは、イラン・イラク戦争当時、レーガン政権がイラン弱体化のためにイラクに化学兵器に転用可能な化学物質を売ったと言う事実です。この作戦の責任者は、当時の副大統領パパブッシュで、ラムズフェルド長官は特使としてイラクに派遣され、フセイン大統領(当時)と面会し、取引をまとめました。イラクと取引した会社は、パパブッシュ副大統領と親密な化学企業でした。ちなみにこの化学企業の顧問弁護士を務め、この企業がイラクとの取引を隠すためにヨルダンの銀行を使ってマネーロンダリングをしたことに加担したのが、民主党のヒラリー・クリントン上院議員です。(ブッシュ家の番頭クリントン家については改めて書きたいと思います。ヒラリー上院議員は、はっきり言ってアメリカの大統領に相応しい人物ではありません。)

「悪の枢軸」にラムズフェルド長官も加えるべきではないだろうか?

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