« 善なる光に総理は、ふ福田 | トップページ | Obama's Adovisers »

2008年4月29日 (火)

Road to Real ABEnd

T2007091221abe04_b27日に投開票が行われた、山口2区の衆議院議員選挙では、民主党の平岡候補が2万2000票あまりの差を付けて大勝した。共産党の基礎票は、2万票弱と考えられるので、共産党が候補擁立を見送ったのが民主党の勝因ではない。伊吹幹事長が認める通り、後期高齢者医療制度の問題が、逆風として直撃したためである。4月15日から天引きが始まるのを、少なくとも昨年末の時点で延期したことからも分かるように政府は知っていたにもかかわらず、対策を全く立てていなかった。それを棚に上げて、マスコミの所為にするのは、お門違いである。

今回負けた山本候補は、地元柳井市出身の国土交通官僚で、耐震偽装疑惑が発覚した時は、国土交通事務次官(当時)の佐藤信秋氏とともに、民間企業に全責任をおっかぶせ、官の責任を棚上げした上で、以後の責任を逃れたい一心で現実を無視した建築基準法改正を強行し、官製不況を招いたA級戦犯の一人であり、疑惑とリンクしていた安倍官房長官(当時)を救った論功行賞として、安倍政権時に内閣府で側近に抜擢された人物である。補選の候補は、他にもいたにも関わらず、安倍氏が山本候補を強引に押し込んだと言う経緯があり、そのため責任は免れないはずである。安倍前首相が嫌いな福田首相は、自身の不人気を理解した上で、足を引っ張る目的でわざわざ応援に行ったのかもしれない。10年後にまた総理大臣になるだとか、麻生政権の外務大臣になるだとか、様々な復権プランが噂されているが、復権する必要は国民にとって全くないので、今回の結果はエドはるみ風に言えば、グゥ〜だ。

選挙期間中は、首相特使としてヨーロッパに逃げていたが、接戦になっているという世論調査の結果に気を良くしてか、山本候補の応援に入った。リンク先は(消されていなければ)、光市での安倍前首相の応援演説の模様であるが、その中で犯罪被害者の法廷での意見陳述が認められた法律の改正は、安倍内閣の実績であると自賛した上で、それを最後まで邪魔をしたのが平岡候補だと断じている。しかしこれが嘘であることは明らかである。野党の反対を押し切って何度も強行採決を行った政権が、たかが野党議員一人の反対など一顧だにするはずがないからだ。野党の邪魔を邪魔と思わなかったのが安倍政権ではなかったか?平岡候補が、少年犯罪被害者の母親に対して無慈悲な言葉を言ったのは事実であるにしてもだ。岩国基地軍民共用実現の空約束の件も含めて、民主党は自民党を選挙違反で訴えるべきである。

それにしても福岡の暴力団工藤会の構成員と揉めて、事務所に火炎瓶を投げ込まれた人物が、『安心して暮らせる地域』などとよく言えたものだが・・・。

民主党は、この余勢を駆って来るべき衆議院選挙で強力な候補を安倍氏にぶつけるべきだ。その候補として井原勝介・元岩国市長を、(出馬は無所属でもいいから)スカウトしたらどうだろうか。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130044/41026975

この記事へのトラックバック一覧です: Road to Real ABEnd:

» アルファなブロガーの人からたどったのだが、(笑)瀬尾佳美と言う炎上を期待して書いているかのようなブログがある。(笑) [雑談日記(徒然なるままに、。)]
 青山学院大学准教授瀬尾佳美という方の「おいしいものが食べたい 食いしん坊の日記」と言うブログの「光市母子殺害事件:元少年に死刑は重すぎる」と言うエントリーが炎上しているらしい。どれどれと言うことで早速検索。 追記:アクセス解析から判断すると、このエントリーでは普段の雑談日記訪問者以外の方が多いようです。一応書いておくと、表題の「アルファなブロガーの人」と言うのは、自Endがらみで色々あった方です。(笑)読むほどの内容でもないのでリンクははりませんでした。 ヒットはしたのだが、 パスワードを入れない... [続きを読む]

受信: 2008年4月29日 (火) 08:07

» 「医療」に足をすくわれた「ノーパンしゃぶしゃぶ」山本繁太郎 [きまぐれな日々]
衆議院山口2区補選は、民主党・平岡秀夫の圧勝だった。 各紙の記事は、いずれも後期高齢者医療制度の影響が大きかったと書いているが、例に... [続きを読む]

受信: 2008年4月29日 (火) 09:34

コメント

コメントを書く