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2008年5月13日 (火)

泥舟ヒラリーから逃げる人たち

10億円以上も自腹を切って選挙資金に投入したものの、6月には撤退を余儀なくされると言う観測が出ているクリントン候補だが、彼女のブレーンにはクリントン政権の閣僚メンバーを中心に、民主党の有力な人物がキラ星のごとく並ぶが、彼ら/彼女たちはクリントン撤退後どうするのだろうか?

まずサミュエル・バーガーは問題なくオバマ陣営に走るだろう。何故なら相棒がオバマ陣営にいるからだ。オバマに前のめりの支援をしながら、保険としてクリントン陣営にも人材を送っていたブルックリングス研究所の面々(ストローブ・タルボット所長、マーチン・インダイク、マイケル・オハンロン)も問題なく移れるはずだ。

注目は、ジョセフ・ウィルソン4世元駐ガボン米国大使だ。イラク侵攻に賛成しておきながら、プレイムゲートでブッシュ政権を告発した彼を自陣営に率き入れるあたり、ヒラリー候補の腹黒さが出ている。個人的には、彼には是非オバマ陣営に寝返ってもらって、マケイン候補のブレーンであり、プレイムゲートの真犯人でもあるアーミテージ元国務副長官と対決してもらいたい。

1)ウィリアム・"ビル"・クリントン:前大統領

2)マデリーン・オルブライト:
国務長官(クリントン政権)、National Democratic Institute所長、外交問題評議会評議委員

3)サミュエル・バーガー:
国家安全保障担当大統領補佐官(クリントン政権)、Stonebrige社取締役

4)ダニエル・クリスマン将軍:最終階級は陸軍中将
現在米国商工会議所国際問題担当上級副所長

5)ウェズリー・クラーク将軍:最終階級は陸軍大将
クリントン政権のコソヴォ爆撃を指揮した将軍。元大統領候補。

6)ジョン・ダルトン:
海軍長官(クリントン政権)、金融コンサルティング会社社長

7)リー・フェインスタイン:国務副長官(クリントン政権)

8)レズリー・ゲルブ:
国防総省スタッフ(ジョンソン政権)、国務次官(カーター政権)、ニューヨークタイムズ特派員、外交問題評議会名誉会長
※悪名高きペンタゴンペーパーの作成責任者だった。

9)リチャード・ホルブルック
駐ドイツ米国大使、アジア/欧州担当国務次官、国連大使(クリントン政権)、ジョン・ケリー上院議員の外交アドバイザー、ワシントンポストのコラムニスト、外交問題評議会評議委員

10)マーチン・インダイク
駐イスラエル米国大使(クリントン政権)、ブルックリングス研究所サバーンセンター中東問題担当部長

11)ジョン・“ジャック"・キーン将軍:最終階級は陸軍大将
2003年に退役したベテラン軍人。元陸軍参謀長(小ブッシュ政権)、ジェネラルダイナミックス社経営諮問委員会委員
※もちろんイラク侵攻の作戦立案に関与している。

12)クラウディア・ケネディ将軍:最終階級は陸軍中将
2000年に退役したベテラン軍人。1996年には、上司であるスミス将軍をセクハラで訴えた。小ブッシュ政権の軍事政策を批判し、イラク戦争には一貫して反対している。

13)ドナルド・ケリック将軍:最終階級は陸軍中将
国家安全保障問題担当大統領副補佐官(クリントン政権)

14)アンドリュー・クレパインビッチJr.大佐:
Center for Strategic & Budgetary Assessments所長
※マケイン候補やリチャードソン候補のアドバイザーも務める。

15)ヴァリ・ナスール博士:外交問題評議会中東問題担当研究員
※テヘラン出身のイラン系アメリカ人

16)マイケル・オハンロン博士:
元議会予算局外交/安全保障問題担当アナリスト、ブルックリングス研究所シニアフェロー

17)ジョセフ・"ジョー"・セスタック将軍:最終階級は海軍中将
国家安全保障会議国防問題担当部長(クリントン政権)、ペンシルベニア州選出民主党下院議員(1期)

18)アンドリュー・シャピーロ:クリントン上院議員の外交政策スタッフ
※オバマ候補のアドバイザーであるダニエル・シャピーロとの関係は分からない。

19)ジェフリー・スミス:
元CIA顧問弁護士、アーノルド&ポーター法律事務所パートナー

20)ストローブ・タルボット:
国務副長官(クリントン政権)、ブルックリングス研究所所長

21)トーゴ・ウェストJr.:
司法副長官補佐官(フォード政権)、海軍顧問弁護士、国防長官/国防副長官特別補佐官、国防総省顧問弁護士(カーター政権)、陸軍長官、復員軍人省長官(クリントン政権)

22)ジョセフ・ウィルソン4世:
駐ニジェール米国大使館勤務(フォード政権〜レーガン政権)、駐イラク米国大使館公使(大ブッシュ政権)、米欧州方面軍政策アドバイザー(クリントン政権)、駐ガボン米国大使(小ブッシュ政権)、JC Wilson社社長
※イラク勤務時代には、サダム・フセインの脅しに屈せず、イラク駐在米国人の命を守ったとしてブッシュ大統領から『真のヒーロー』と激賞された。

23)ローレンス・サマーズ博士:
財務長官(クリントン政権)、元ハーバード大学学長
※現在ハーバード大学教授に復帰

24)ロバート・ルービン
財務長官(クリントン政権)、シティグループ経営諮問委員会委員長

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