福田総理の葬式は創価学会式
やるやらないで1ヶ月以上もめ、結局やらされる羽目になった内閣改造。一番改造しなければならないのは、総理大臣だが、留任。福田留任内閣とはよく言ったものだと思う。本人は「安心実現内閣」と言うが、実現する前に公明党の手によって更迭され、新しい内閣の元で解散総選挙が行われるだろう。その時期は遅くとも通常国会が始まるまで。国政選挙よりも大事な都議会選挙の公明党が万全を尽くせるようにするためだ。それは警視庁の予算を握る都議会法務委員会委員長のポストを40年以上も握っている公明党は、次の選挙を自公で過半数とらないとポストを失う恐れがあるからだ。というわけで福祉の政党に要介護認定された福田改造内閣だが、顔ぶれがまたひどい。というより人材が自民党に残っていないのだろう。
ついでに支持率も上がっていない。30%ないと危ないと言うのに届かなかった。消極的な態度を見透かされたからだろう。
党4役
幹事長:麻生太郎
選対委員長のポストの格下げを条件に就任したはずだったが、その辺は曖昧のまま。早くも火種になっている。
政治調査会長:保利耕輔
郵政造反組で、故橋本龍太郎の唯一の友達にして津島派の重鎮。何故起用されたか分からないが、小泉元首相への嫌がらせにはなるだろう。
総務会長:笹川堯
総務会長代理からの昇格で、新鮮味無し。前総務会長の二階氏を閣僚に横滑りさせたので、心太式の昇格だ。
選対委員長:古賀誠(留任)
改造前から幹事長候補の麻生氏と綱引きがあったが、役割分担を曖昧にしたまま選挙に臨んで大丈夫だろうか。自身も選挙危ないと言うし・・・。
閣僚
内閣官房長官:町村信孝(留任)
ライス国務長官との仲をアピールするなどして留任に必死だったが、派閥に戻すと中川秀直氏と喧嘩をして派閥が割れるから、というおよそ国民無視の理由で留任。改造の意味がないのは明白だ。
内閣官房副長官:塩谷立
前任者の大野松茂議員は、何としても辞めさせなければならなかった。狭山市長時代に自分が狭山市土地開発公社の社長を兼任しているのをいいことに、親族から開発予定地を不当な高値で購入していた疑惑が、週刊誌で報じられたからだ。彼は数少ない側近であったので残念なことだろう。後任の塩谷副長官は、地元の選挙本部の女性幹部が、片山議員に「お妾さん」呼ばわりされて注目を集めた。と言う訳で片山議員への嫌がらせに他ならない。
内閣官房副長官:岩城汎英(留任)
官房副長官の参議院議員枠。選挙資金の不正流用疑惑があったが、福田総理に比べると大した事ない。
内閣官房副長官:二橋正弘(留任)
福田総理が官房長官時代に官房副長官を務めた、お気に入りの元厚生労働事務次官。替える必要はなかったが、年金問題も遅々として進まないだろう。
経済財政担当大臣/規制改革担当:与謝野馨
酒飲み仲間だった大田大臣はお役御免になり、代わりに福田総理にとっても財務官僚にとっても頼りになるアドバイザーの与謝野氏が就任した。つまり政策は何も変わらないと言う事だ。公明党がいくら言っても。
金融担当大臣/行政改革担当、公務員制度改革担当:茂木敏充
津島派のホープでホリエモンのお友達。石波前防衛大臣のライバルだが、派閥の実力者を取り込むと言う文脈以外の何者でもない。
男女共同参画/少子化対策担当大臣/拉致問題担当/公文書管理担当:中山恭子
拉致問題に対する強硬なポーズを継続するために補佐官から横滑りさせた。福田総理と馬が合わないはずだから、他の仕事で忙殺されるか影の薄いまま終わるだろう。
科学技術政策・食品安全担当大臣/消費者行政推進担当/宇宙開発担当:野田聖子
唯一の目玉にして、最大の火種。新聞辞令が出ていたにも関わらず任命したのも他に目玉の人材がいなかったためと思われる。彼女への風当たりを弱めるために、保利氏を政調会長に就けたのかもしれない。
国家公安委員長/沖縄及び北方対策、防災担当:林幹雄
当選5回の入閣適齢期で、滞貨一掃で入閣。国道交通畑を歩いていたので防災には強いだろうが、他はどうだろうか。というより他にいなかったのか?
総務大臣/地方分権改革、地方再生担当、道州制担当:増田寛也(留任)
安倍居抜き内閣でも目玉だったので留任か。笑えるのは東国原宮崎県知事が自分が指名されるのではと本気で思っていた事だ。
外務大臣:高村正彦(留任)
体調がすぐれないとの報道があったが、電通勤務の長男を休職させて秘書官に就け、留任をアピール。明らかに税金の私物化で問題だが、彼には前科がある。前回の大臣就任時にも当時大学生だった長男を秘書官にしているのだ。後継者に指名するつもりだろう。議員秘書を経ずに大臣秘書官になった秘書はその後どうであるか?それは安倍晋三という秘書上がりのボンクラ議員をみれば行く末が分かるだろう。
財務大臣:伊吹文明
疑惑の防衛商社茨城支店の額賀インケツ大臣は、秋山容疑者が逮捕されたためクビ。で後任は幹事長からの横滑り。幹事長時代は党内から総スカンを食っていたが、福田総理とは歳も近くて馬が合い、切る事ができなかった。派閥に戻れば戻ったで未だにボス気取りで跡目をとるであろう中川昭一議員と喧嘩をする事は必定だが、次回の選挙は二人ともやばい。無役にして派閥からも追い出す事が最善だろう。
法務大臣:保岡興治
元裁判官で自民党法務委員会の重鎮。鳩山前大臣を替えると言う所期の目的は果たした。
国土交通大臣/観光立国担当/海洋政策担当:谷垣貞一
政調会長からの横滑り。公明党が国土交通大臣ポストを嫌がったためにお鉢が回ってきた。明らかに専門外だ。
経済産業大臣:二階利博(再任)
総務会長からの横滑りで再任。適当なポストがないから再任させたとしか思えない。数多く疑惑を抱えており、臨時国会では無事に済まないと思われる。
文部科学大臣:鈴木恒夫
影が薄く、しかも所轄官庁であるにも関わらず日本相撲協会に強く指導できない事で失笑を買った渡海前大臣の交代は既定路線だった。鈴木氏は、媚中派のボス・河野洋平衆議院議長の秘書上がりだから指名した意図はよく分かる。しかし彼は次の総選挙で引退を表明している。残り数ヶ月の議員に何故大臣ポストを与えたのか?元大臣の肩書きは引退後も役立つだろうが、これでは大臣になれなかった議員が浮かばれない。
環境大臣:斉藤鉄夫(公明党)
厚生労働大臣、国道交通大臣と艱難辛苦を受けてきた公明党が最も無難なポストとして要求。環境大臣とはかくも軽いポストなのだ。
農林水産大臣:太田誠一
評判の悪い人権擁護法案推進派の中心人物。何故推進しているかと言うと自分の選挙区の事情のためだ。農林水産に強いとは聞いた事がないが、指名された理由はきっと総理の親戚だからだろう。これでは女性票も逃げる。
厚生労働大臣:舛添要一(留任)
メディアへの露出が多く、広告塔として使えるから留任、というより引き受け手がいなかったからだろう。
防衛大臣:林芳正
安倍前首相と同じ山口県選出の三世議員。共通点の多い二人だが、安倍前首相と違うのはオツムの出来だ。東大ーハーバード大学ケネディスクールの学歴を持つ。歳も若く、安倍前首相を脅かすライバルでもありつまり彼への嫌がらせなのだ。
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