2008年10月 1日 (水)

次男を信じろ

53bba371bb7ad6598a791b55274c5985小泉元首相が引退する。清和会出身総理の2代続けての政権放り出しの真の原因は、テロ特措法にあるのだが、その成立を困難にさせている『ねじれ国会』の元凶が、自身であるにもかかわらず、総括もせずに退場する。次期衆院選に出馬すれば、負ける事はないにせよ、一連の国情の悪化の責めを受ける事は間違いないので、敵前逃亡した訳だ。で、後継に次男の進次郎氏を立てる。息子を弾避けにするつもりだろう。息子の選挙に忙しいと言う理由で、他の候補の応援には行かないはずだ。本当のチルドレンしか関心がないのだ。お披露目の仕方も姑息だった。麻生総理が、国連総会に出席する為不在の時に、引退を発表し、自分に衆目の関心を集めると、そのまま後継のお披露目に繋げたのだった。野党は世襲を批判しているが、批判しているのが鳩山由紀夫幹事長だったり、田中眞紀子議員だったりと同じ世襲議員を映したんじゃどっちらけだろう。2005年の選挙では、20万票近く小泉元首相は獲得したが、息子はどれだけ行くだろうか?刺客にヤッシーを送り込む、なんて噂が流れているが・・・。

ネット等で紹介されている彼の経歴をまとめると以下のようになる。

1981年       横須賀生まれ
1999年3月    関東学院六浦高校卒業
1999年4月    関東学院大学経済学部入学
2004年3月? 同大学卒業
※留年した原因は不明だが、オーストラリアへの短期留学が理由と思われる。
2004年9月  コロンビア大学芸術科学大学院政治学科進学
2006年6月  同大学院卒業
2006年6月-2007年7月 CSIS勤務
2007年7月-  帰国後、父親の事務所で働く

コロンビア大学大学院の進学は、難関であるので、小泉元首相の紹介状を、ジェラルド・カーティス教授を経由して学長に渡したのではないかと推測される。CSISの勤務も当然父親のコネで、直属上司がマイケル・グリーンだったから、安心して働けた事だろう。ちなみに『英語面白楽会、ニッポン』なる団体の特別顧問教授も勤めているが、こちらは卒業した大学の教授である会長が推挙したのでは、と推測される。

ちなみに父親の小泉元首相及び安倍前首相は、留学歴があるとのことだが、最新の国会議員便覧を立ち読みした限りでは、安倍前首相は留学の記載はあるものの、留学先の記載はなかった。小泉元首相に至っては、留学したとも書かれていない。どちらも遊学だからだろうか。首相が海外の要人と会談するというニュースで、『流暢な英語で話した』『英語で会話した』なんてわざわざ新聞やテレビのニュースで強調され始めたのは、傑出した英語使いであった宮沢元首相を除けば、小泉元首相の時代からだと記憶している。ブッシュ大統領に対して、'It's sunny.'と言う所を'It's a sun.'と言っていたくらいだからハッタリだったのだろう。安倍前首相も同様だ。

トリリンガルである中曽根元首相は、『レーガンとミッテランの間に入って通訳してあげた』ことを自慢していたようだが、単に耳の悪かった(映画の撮影で使った銃の影響による)レーガン元大統領が補助を求めただけのように思われる。

で、麻生首相の英語だが、流暢ではあるけれども、吉田茂元首相に白州次郎のようなオクスブリッジを身につけさせる為にと、アメリカの大学院を卒業したのにわざわざイギリスに再び留学させられた割には、スピーチからオクスブリッジの品位を感じなかったのは、やはりあの声の所為だろうか(笑)。

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2006年8月25日 (金)

退任される小泉首相へ

 9月に小泉首相は、退任されますが、5年間万感の思いを込めて、この歌を送りたいと思います。おそらくトニー・ブレア首相とブッシュ大統領に対して歌っている歌、勿論小泉首相にもお似合いです。安倍長官にも・・・?

 MUSEの最新アルバム「Blackholes & Revelations」より

          


Take A Bow  (Music, words, arrange : Mat Bellamy)

Corrupt
腐敗
You corrupt & bring corruption to all that you touch
お前は触れたもの全てを腐らせ、それを蔓延させる
Hold
自負
You'll behold & beholden all that you've done
お前は自分の成してきた(異常な)全てを見つめ、それに感謝をする
Spell
呪い
Cast a spell  cast a spell on the country you run
お前は自分の支配する国に呪いをかけた
And risk
危機
You will risk  you will risk all their lives and their souls
お前は全ての生命と霊魂を危険に晒す
And burn
業火
You will burn  you will burn in hell you will burn in hell for your sins
お前は焼かれるだろう。地獄の業火で。犯した罪によって

Oh, our freedom's consuming itself
ああ、我々の自由は縮減して行く
What you become is contrary what you want
今のお前は、お前が目指したものと正反対の存在だ
Take a bow
詫びを入れろ

Death

You bring death and distruction to all you touch
お前は触れたものに死と破壊をもたらす
Pay
償い
You must pay for your crimes against the Earth
お前は、お前が地球に対して犯した罪を償わなければならない
Hex
呪い
Feed the hex  feed the hex on the country you love
お前は自分の愛する国に呪いをかけた
And beg
懇願
You will beg for their lives & their souls
お前は全ての生命と霊魂に許しを請うだろう
And burn
業火
You will burn  you will burn in hell   you will burn in hell for your sins
お前は焼かれるだろう。地獄の業火で。犯した罪によって


  

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2006年8月 8日 (火)

無知は罪/小泉は(何故か)放免

786c59d9以前の記事で、小泉首相が、キッパをかぶって嘆きの壁を訪れていたことについて書きましたが、このどうしようもないアホ首相は、なんとホロコースト記念館にも訪れていたようです。その直前にイスラエル巡業に行った琴欧州などがキッパをかぶり、記念館に訪れたのはご愛嬌だとしても、何故レバノン情勢が緊迫し、かつ陸上自衛隊がイラクから撤収するという微妙な時期にわざわざこんなことをやるのでしょうか?当然アラブメディアはこの件を報じており、痛烈に批判しています。この人物が自衛隊の最高司令官に相応しくないのは明白です。

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2006年8月 4日 (金)

総裁選の前座

20060803dxke0063038月2日のWBA世界ライトフライ級のタイトルマッチは、9月の自民党総裁選の前座に相応しいイベントでした。メディアが不必要に盛り上げ、ハラハラさせておいて、結局は用意されていたシナリオ通りになるという、茶番を通り越して下品な興業でした。そもそもこのタイトルマッチは、そう呼ぶ資格がないマッチメークです。亀田興毅は、元々は1階級上のフライ級4位の選手で、対戦相手のファン・ランダエタは、1階級下のミニマム級の選手。ライトフライ級の前チャンピオンであったバルデスという選手が、タイトルを返上し空位になったために、部外者の2人が名乗りを挙げてタイトルマッチとなった訳です。ちなみにバルデスは、亀田のいるフライ級へ転級しました。

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2006年7月29日 (土)

似非ユダヤ教徒・小泉

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先日小泉首相は、イスラエルとヒズボラがドンパチやっている最中に中東を訪問しましたが、アラビアのロレンスの物まねをしたとか、ラクダに乗って「ラクダなの にラクじゃない」などとくだらない駄洒落を飛ばしたとか、そんな報道しかされませんでしたが、AP通信で世界中に配信されたこ の写真(左)を隠す意味が あったのでしょう。AP通信と日本のマスコミは、配信契約を結んでおり、この写真を知らなかったはずはなく、黙殺したことが分かります。嘆きの壁を訪れるの は、まだいいが(どうせパレスチナ側からは行けない)、キッパ帽をかぶって訪問するということが、どういう意味を持つか、小泉首相は知らなかったので しょう。よくヒズボラに襲われずに済んだと言いたい。また単に嘆きの壁を訪れると言うパフォーマンスのためだけに、キッパ帽をわざわざかぶるのは(そして以後かぶらないのは)、ユダヤ教に対する冒涜でもあると思います。

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2006年6月12日 (月)

2008年問題における仕込み

今週のフライデーの記事によれば、小泉首相の次男進次郎氏が、アメリカのシンクタンク、戦略国際問題研究所に6月からスタッフとして勤務していると言う。このシンクタンクは、民主党系の有力なシンクタンクで、記事では65歳で引退すると宣言している小泉首相の後継として進次郎氏を擁立するための準備であると書かれています。進次郎氏自体は、小泉首相や安倍官房長官とは違い、コロンビア大学大学院にきちんと留学していて、現地採用されたと思われますが、入所には小泉首相の口利き(もしくは小泉ー稲盛和夫のライン)があったのだろうと推測される、という指摘はおそらく当たっています。

戦略国際問題研究所(CSIS)に名を連ねているアメリカの要人を見てみますと、まずヘンリー・キッシンジャー博士(事実上のボス:Chairman of International Councilors)、ズビグニュー・ブレジンスキー氏(Adovisory Board共同議長)、ブレント・スコウクロフト教授などロックフェラー色の強い団体ですが、さりげなくロスチャイルド財閥の金庫番、フェリックス・ロハティン氏などもいたりします。他の有力者としては、カーラ・ヒルズ元USTR代表(Adovisory Board共同議長)、ウィリアム・コーエン元国防長官(クリントン政権)、ジョゼフ・ナイ教授、シュレジンジャー元国防長官(カーター政権)、ルーベンスター元大統領補佐官(カーター政権)などなど。日本人では、副所長のアブシャイア氏と基金を共同で設けた、稲盛和夫京セラ会長や平岩外四東京電力相談役(Adovisory Boardメンバー)などがいます。

ただ進次郎氏が英語ができたとしても、この研究所の仕事についていけるかは疑問です。おそらく他の日本人職員がメンター(指導教授)につくと思いますが、彼が2008年までにどのような論文を発表するかなどに注目したいと思います。まあ借りにできなくても、アメリカが仕込みを入れるために、入所させたと考えれば別に不思議ではありません。ただし小泉首相のポピュリスト的な手法は、上記の大物達のお気に召す所では間違いなくないはずなので、政治的な思想は、小泉首相とは異なったものになっていることでしょう。

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2006年2月14日 (火)

キングメーカー二階

e0079739_1321132ライブドアの強制捜査で、小泉政権の足下が揺らいでいるのは、自業自得だが、この強制捜査の背景をポスト小泉争いの観点で考えると、中々興味深いものがあります。簡単に言うと、小泉首相の求心力を殺いで安倍への禅譲を潰し、且つ安倍も潰すというのが狙いだと思われますが、裏でほくそ笑んでいる人間が、また良い筋とは言えないのです。というか、自民党はこんな連中しかいないのか?

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2006年1月24日 (火)

残飯処理班ホリエモンの残飯

TKY200601230271とうとう逮捕されちまったホリエモン。他にブレーンの宮内取締役、ライブドアマーケティングの岡本取締役、ライブドアファイナンスの中村取締役が逮捕されている。ところで不思議に思ったのは、もう一人の側近熊谷取締役が逮捕されていないこと。いくら元KOBE証券出身と言っても、タイゾー並みの勤務歴しかないのだから、彼ら(=野村証券=アジア刑政財団)が守る訳ではないだろうに。何しろ上部団体の東京地検が直接乗り込んできているのだから。まあ副社長が社員に説明しているくらいだから、彼の出番はもうないのだろう。きっとひっそりと退社して(退職金ももらって)、新たなビジネス(金融業)を数ヶ月後には始めているのかもしれない。ライブドアの胡乱なビジネスについては枚挙に暇がないが、ここではそれらの違法性について挙げるつもりはありません。ちょっと軽ーく彼らのビジネスについて気づいたことを。

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2005年10月 5日 (水)

続・選挙違反がいっぱい

前回、報道された選挙違反関連のニュースを羅列しましたが、今回もその続編です。

33.古川禎久議員(自民) (毎日新聞9月14日付け)


(引用開始)

選挙:衆院選 知的障害者に投票干渉、容疑の施設職員を逮捕 /宮崎


衆院選の宮崎3区で当選した古川禎久氏(40)に投票するよう知的障害者に干渉したとして、県警捜査2課は12日、串間市西方の知的障害者更生施設さつき園職員、鎌田順子容疑者(57)=串間市西方=を公選法違反容疑で逮捕した。容疑を認めているという。

調べでは、鎌田容疑者は9日午後2時ごろ、串間市役所に設置されていた期日前投票所で、40代と50代の2人の女性入所者に対し、古川氏の名前などが書かれた法定はがきを渡し、投票するように働きかけた疑い。

はがきは入所者あてに園に届いた。鎌田容疑者は2人を車に乗せて投票所まで連れて行き、はがきは車内で渡したという。

(引用終わり)


(追加:毎日新聞9月21日付け)

(引用開始)


串間の投票干渉:知的障害者更生施設「さつき園」の逮捕者、5人目に /宮崎

 9月11日投開票の衆院選に絡む串間市西方の知的障害者更生施設「さつき園」の投票干渉事件で、県警捜査2課は19日、同園職員、山下康太容疑者(34)=串間市西方=を公選法違反容疑で逮捕した。山下容疑者は山下守施設長の長男。同園の逮捕者は山下容疑者の母やす子容疑者(56)を含めて5人目。
 調べでは山下容疑者は8日午後2時ごろ、串間市役所の期日前投票所で40代の男性入所者に古川禎久氏(40)の法定はがきを渡し、古川氏へ投票するよう働きかけた疑い。
 県警は20日、都城市と串間市の古川氏の後援会事務所を家宅捜索した。都城市前田町の事務所には午後2時すぎ、捜査員約10人が到着。午後6時45分までの捜索で段ボール箱約40個分の書類やパソコンなどを押収した。

(引用終わり)

34.自見庄三郎前議員(自民・造反) (読売新聞9月14日付け)

(引用開始)

福岡10区で落選した自見氏派依頼文書を公選法違反容疑で捜査

 衆院選福岡10区から無所属で立候補し、落選した自見庄三郎・元郵政相(59)への投票を依頼する文書が公示前、自見氏の出身高校の卒業生を対象に郵送されていたことがわかった。福岡県警は、公職選挙法違反(事前運動、法定外文書の頒布)の疑いもあるとみて、関係者から事情を聞くなど捜査を始めた。

 調べなどによると、文書は「政治生命をかけた、きびしい戦いが始まります。卒業生としての誇りを胸に戦います。皆様方の暖かい御支援をお願いします」と手書きで記され、最後に自見氏の卒業年度と署名が添えられている。

 自見氏の同窓生らで組織する支援団体名が記載された封筒に入れられ、8月30日の公示前に選挙区(北九州市門司、小倉北、小倉南区)に住む卒業生を対象に郵送されていた。

 県警は、この文書は法定外の選挙運動文書に当たるとみており、同窓会名簿の中から選挙区内の有権者が抽出され、郵送されたとの疑いを強めている。

 自見氏は、自民党副幹事長や党組織本部長などの要職を歴任。これまで7期連続で当選してきた。しかし、今回の衆院選では、郵政民営化関連法案に反対票を投じたため、自民党の公認を得られず、福岡10区で無所属で立候補。「ドブ板選挙」に徹した選挙戦を展開したが、自民党公認の西川京子さん(59)に及ばず、約3万2600票差で次点に泣いた。

(引用終わり)

(追加:読売新聞10月4日付け)

(引用開始)

福岡10区で落選、自見氏投票依頼文書は本人署名〜元公設秘書書類送検へ

 先の衆院選で福岡10区から無所属で立候補し、落選した自見庄三郎・元郵政相への投票を依頼する文書が公示前に郵送された事件で、自見氏本人が文書に署名していたことが4日、わかった。県警は、自見氏は、公示前に郵送されるのを知らなかったとみて、実際に文書を郵送した元公設秘書(59)を同日中にも公選法違反(事前運動、文書頒布)の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検する。

 調べによると、元公設秘書は公示前の8月下旬、選挙区(北九州市門司、小倉北、小倉南区)内に住む自見氏の出身高校の卒業生に、投票を依頼する文書数十枚を郵送した疑い。

 文書は「政治生命をかけた、きびしい戦いが始まります。卒業生としての誇りを胸に戦います。皆様方の温かいご支援をお願いします」と訴え、自見氏自身の署名があった。

 県警は、自見氏が郵政民営化関連法案に反対して自民党の公認を得られず、無所属で戦う厳しい状況になったため、元公設秘書が危機感を募らせて公示前に郵送したとみている。

(引用終わり)

5.古賀誠議員(自民)続報 (読売新聞10月4日付け)

(引用開始)

福岡7区で当選、古賀氏義弟を公選法違反の疑いで書類送検

 福岡県警は4日、福岡7区で当選した古賀誠氏(自民)の義弟を、公選法違反(戸別訪問など)の疑いで福岡地検久留米支部に書類送検した。

 調べによると、義弟は支援者数人と9月上旬、同県柳川市内の有権者宅数十戸を訪問し、投票を呼びかける文書を配った疑い。

(引用終わり)

※注)論壇や週刊新潮に出て、漸く一般報道が始まりましたが、連座制の適用は無いと確認をするかのように報じています。他の自民党議員(民主党議員も)のニュースも大きく取り上げられず、古賀議員のニュースだけ目立っているのは、少し違和感を感じます。


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2005年10月 2日 (日)

選挙違反者がいっぱい

選挙の狂乱が終わって、またゾロ、公職選挙法違反者の摘発・検挙が出始めていますね。今回は、当局が特に(特定郵便局員を中心に)目を光らせていたので、まだまだ出てくるかもしれません。以下報道されたものを紹介します。(大物順で)

1. 谷垣禎一議員(自民) (日刊ゲンダイ 9月30日)

(引用開始)

谷垣財務相の運動員 公選法違反で書類送検

京都府警捜査2課は30日までに、公選法違反(供応)の疑いで、衆院選京都5区
で当選した財務相・谷垣禎一議員(自民)の運動員ら計9人を書類送検した。9人は大筋で容疑を認めている。


投票の見返りに接待

調べによると、同議員の運動員である京丹後市の自治会連合区長(69)は投開票後の9月中旬、同市内の飲食店で住民8人に対し、同議員への投票などをしてもらった見返りに、1人約3000円の接待をした疑い。


(引用終わり)

2.渡部恒三議員(民主) (朝日新聞9月16日付)

(引用開始)

民主・渡部恒三氏派の運動員ら6人、買収容疑で逮捕

福島県警捜査2課と会津若松署は、11日に投開票された総選挙で福島4区から立候補し、当選した民主党の渡部恒三氏派の運動員ら6人を公選法違反(買収)容疑で逮捕したと、16日発表した。6人は容疑を認めているという。

 逮捕されたのは、いずれも会津若松市内に住む、会社役員鈴木誠一郎容疑者(54)、同斎藤美奈子容疑者(58)、20〜30代の無職の男性4人。

 調べでは、鈴木、斎藤の両容疑者は総選挙公示前、ビラ配布などの選挙運動を4人に依頼、報酬として現金計二十数万円を公示後に渡し、4人が現金を受け取った疑い。

 鈴木容疑者は渡部氏の古くからの支持者で、斎藤容疑者は、渡部氏の妻の妹。男性4人はアルバイトのつもりで仕事を請け負い、民家にビラを配るなどしていたという。同署は16日、渡部氏の自宅などを家宅捜索し、関係書類などを押収した。


(引用終わり)

(追加:時事通信9月28日配信)


(引用開始)

新たに運動員逮捕=渡部恒三氏陣営の買収−福島県警

 衆院福島4区から出馬し、当選した元衆院副議長の渡部恒三議員(民主)派の運動員6人が逮捕された事件で、福島県警捜査2課と会津若松署は28日、公選法違反(買収)容疑で、同派の運動員で自営業江花路加容疑者(30)=同県会津若松市=を逮捕した。容疑を大筋で認めているという。
 調べによると、江花容疑者は8月下旬ごろ、鈴木誠一郎容疑者(54)=同容疑で逮捕済み=らから、ビラ配布などの選挙運動を依頼され、報酬として現金数万円を受け取った疑い。

(引用終わり)


3.松岡利勝議員(自民) (朝日新聞9月13日付)

(引用開始)


自民・松岡利勝氏派の運動員逮捕 買収などの疑い

 熊本県警は12日、衆院選・熊本3区から自民党公認で立候補して当選した松岡利勝氏派の運動員で同県阿蘇市三久保、無職、市原重之容疑者(66)を公職選挙法違反(買収、事前運動)の疑いで、同市小野田、農業、北里栄治容疑者(55)を同法違反(被買収)の疑いで逮捕した。2人は容疑を認めているという。

 調べでは、市原容疑者は立候補届け出前の8月下旬、北里容疑者の自宅を訪れ、松岡氏に対する票の取りまとめなどを依頼し、「あんたの知っている人に渡してくれ」などと言って、現金十数万円を渡した疑い。 

(引用終わり)

4.津島雄二議員(自民) (陸奥新報9月13日付け)

(引用開始)

津島雄二派運動員2人を逮捕

県警と五所川原署 衆院選で買収容疑
捜査員に付き添われ、足早に五所川原署に入る関係者(右)=12日午前6時50分ごろ

 十一日に投開票が行われた衆院選で、県警の違反取締本部は十二日、選挙違反の摘発に着手し、五所川原署は県警捜査二課の応援を得て同日、本県1区の当選候補への投票や票の取りまとめを有権者に依頼し現金を供与したとして、共謀した同候補の運動員二人を公選法違反(現金買収)の疑いで逮捕した。
 逮捕されたのは五所川原市高瀬字一本柳、農業成田清逸容疑者(75)と同市藻川字中島、農業竹谷造容疑者(62)。
 調べによると、成田容疑者は八月下旬ごろ、五所川原市内で有権者のAさん(66)に、本県1区に立候補する決意を示していた津島雄二候補への投票と票の取りまとめを依頼し、報酬として現金数万円を供与した疑い。
 竹谷容疑者も同月下旬ごろ、同市内で有権者のBさん(69)に津島候補への投票や票の取りまとめを依頼し、報酬として現金数万円を供与した疑い。
 本県1区は六候補が乱立して混戦となる中、同署は本件に関する情報を得て内偵を進め、十二日早朝から両容疑者とAさん、Bさんの四人を任意同行して事実解明に努めていた。
 同署はAさんとBさんが受け取った現金の出どころや使途などについても引き続き捜査している。
 県警捜査二課によると、十一日午後八時現在の衆院選の警告件数は二十四件。内訳はいずれも小選挙区で、文書頒布十三件、文書掲示十一件。

(引用終わり)

5.古賀誠議員(自民) 週刊新潮10月6日号

落ち目「古賀誠」に義弟「事情聴取」の追い討ち

古賀誠衆議院議員の妻の弟が戸別訪問の疑いで、福岡県警に逮捕されていたとのこと。新潮では、連座制の可能性は無い、と断言していますが、論壇9月22日付けの投稿では、適用の可能性ありとしています。

6.小林興起前議員(新党日本) (朝日新聞9月12日付け)

(引用開始)

小林興起氏の秘書2人逮捕 他人装い投票の疑い

小林興起前議員の後援会事務所から資料を運び出す捜査員ら=12日午後0時10分、東京都練馬区で

 衆院選・東京10区で他人になりすまして投票したとして、警視庁は12日までに、東京都府中市の芝本耕志(26)と、豊島区の豊嶋晃弘(26)の2容疑者を公職選挙法違反(詐偽投票)の疑いで逮捕した。新党日本の前職小林興起氏(61)=落選=の事務所によると、芝本容疑者は約2年前から、豊嶋容疑者は約1年半前から、小林氏の私設秘書。2人とも容疑を認め、豊嶋容疑者は「小林先生を当選させるためにやった」と供述しているという。

 警視庁は同日午前、練馬区にある小林氏の後援会事務所などの家宅捜索を始めた。

 捜査2課などの調べでは、2人は共謀して11日午後4時55分ごろ、豊島区池袋4丁目の投票所で、同区の男性(52)の投票所入場券を使って東京10区と比例区に投票した疑い。

 男性は任意の調べに、「芝本、豊嶋両容疑者とは別の人に頼まれて入場券を渡した」と供述。入場券はその後、豊嶋容疑者から芝本容疑者にわたり、芝本容疑者が投票した。投票所にいた豊島区の職員が入場券を再チェックしたところ、年齢が違いすぎることに気づいて発覚した。

(引用終わり)

(追加:読売新聞9月30日付け)

(引用開始)

詐偽投票で共謀、小林興起秘書ら4人に略式命令

 東京10区から出馬し落選した小林興起・前衆院議員の私設秘書2人が別人になりすまして投票した事件で、東京地検は30日、私設秘書芝本耕志(26)、同豊嶋晃弘(26)ら4容疑者を公職選挙法違反(詐偽投票)の罪で東京簡裁に略式起訴した。

 同簡裁は即日、芝本、豊嶋容疑者ら3人に罰金30万円、公民権停止4年、投票所入場券を提供した無職佐藤信一容疑者(52)に罰金20万円、公民権停止3年の略式命令を出した。

 起訴状などによると、4人は小林氏を当選させるために共謀。豊嶋容疑者が佐藤容疑者から投票所入場券を受け取り、芝本容疑者が9月11日、東京10区の投票所で、佐藤容疑者になりすまして入場券を提示して投票用紙を受け取り、投票した。

(引用終わり)

7.松本剛明議員(民主) (時事通信10月1日配信)

(引用開始)

松本民主政調会長の事務所を捜索=事前運動で秘書を聴取−兵庫県警

 民主党政調会長の松本剛明衆院議員(46)の地元秘書らが、衆院選の公示日前に、同議員への投票を呼び掛ける文書を支持者らに配ったとして、兵庫県警は1日までに、公選法違反(事前運動、法定外文書の頒布)容疑で、兵庫県姫路市の同議員事務所を家宅捜索した。秘書から任意で事情聴取もした。
 

(引用終わり)

8.計屋圭宏前議員(民主) (読売新聞9月29日付け)

(引用開始)

衆院選で買収容疑、大学生4年生を逮捕


 神奈川県警捜査2課と中原、港北署は29日、衆院選で神奈川10区(川崎市川崎区など)から立候補し、落選した民主党前議員計屋(はかりや)圭宏氏(60)の私設秘書で、神奈川大学4年重田直樹容疑者(22)(横浜市南区六ツ川)を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。

 調べによると、重田容疑者は学生4人を運動員として雇い、ビラ配りや街頭演説の際の旗持ちなどを行った報酬として、計十数万円を支払った疑い。

(引用終わり)

9.中野寛成前議員(民主) (時事通信9月26日配信)

(引用開始)

中野寛成氏の事務所職員逮捕=公民権停止中に選挙運動−大阪府警

 2003年の衆院選挙の選挙違反で公民権を停止されたのに、今回も大阪8区から立候補し落選した中野寛成氏(民主党)への投票などを有権者に依頼したとして、大阪府警捜査2課は26日、公選法違反(公民権停止中の選挙運動)の疑いで大阪市旭区中宮、同氏の後援会事務所職員藤田薫容疑者(65)を逮捕した。「中野氏を当選させたかった」と容疑を認めている。 

(引用終わり)

10.岡下信子議員(自民) (毎日新聞9月20日付け)

(引用開始)

衆院・岡下信子氏派の公選法違反:大阪・堺市議長、供応買収容疑で逮捕

 衆院選大阪17区(大阪府堺市の一部)で当選した自民党の岡下信子氏派の運動員2人が逮捕された事件で、大阪府警捜査2課などは19日、堺市議会議長、北野礼一容疑者(59)=同市深井清水町=を公職選挙法違反(供応買収)容疑で逮捕した。関係者の話で、飲食の場に岡下氏が同席していたことも判明した。捜査2課は、連座制適用も視野に入れ、慎重に捜査を進める。
 調べによると、北野容疑者は、妻るり子容疑者(56)や自分の後援会長の北埜武男容疑者(64)と共謀。公示後の8月31日夜、堺市内の焼き肉店で、自分の後援会の女性有権者5人に対し、岡下氏への投票と票の取りまとめなどの報酬として、1人約5000円の飲食をさせた疑い。北野容疑者は容疑を認めている。【福田隆、江畑佳明】

(引用終わり)

※注)岡下議員は、その場にいたことは認めたものの、水一滴たりとも飲んでいないと否定。この会の名目は、選挙目的でないが、開催日は、投票日前の9月8日だった。

11.井上信治議員(自民) (毎日新聞9月16日付け)

(引用開始)

公選法違反:衆院選東京25区・井上氏派支援者、供応容疑で逮捕

 11日投開票の衆院選東京25区で当選した井上信治氏(自民)への投票などを依頼し、飲食接待をした公選法違反(供応)容疑で、警視庁福生署は15日、東京都武蔵野市吉祥寺南町4、眼科医、馬詰良比古容疑者(54)を逮捕した。
 調べでは、馬詰容疑者は9月上旬、福生市志茂で経営する「馬詰眼科」に有権者二十数人を集め、井上氏への投票や票の取りまとめを依頼、1人当たり三千数百円のすしや酒で供応した疑い。容疑を認めている。接待前には井上氏があいさつをしたという。馬詰容疑者は井上氏の後援会の会員。【三木陽介、石丸整】


(引用終わり)

12.新藤義孝議員(自民) (毎日新聞9月16日付け)

(引用開始)

公選法違反:衆院選・埼玉2区、新藤義孝氏派の運動員1人逮捕−−供応接待容疑

 埼玉県警捜査2課と川口署は16日、知人らに酒食をふるまい投票を依頼したとして、衆院選埼玉2区(川口、鳩ケ谷市)で当選した自民党の新藤義孝氏(47)派の運動員、斎藤薫容疑者(61)を公選法違反(供応接待など)容疑で逮捕した。
 調べでは、斎藤容疑者は、川口市内のそば店で複数回、有権者ら延べ数十人に票のとりまとめなどを依頼し、報酬として1人当たり数千円の酒食の接待をした疑い。

(引用終わり)

13.松本和巳議員(自民) (毎日新聞9月30日付け)

(引用開始)

公選法違反:松本和巳衆院議員の出納責任者、買収容疑で逮捕−−千葉7区

 衆院選千葉7区から立候補し、初当選した松本和巳議員(40)=自民=派の出納責任者らが大学生らに選挙運動を手伝った報酬として現金を渡したとして、千葉県警捜査2課などは29日、出納責任者の坂健太郎容疑者(38)=東京都足立区栗原=と、人材派遣会社社員、牧内武志容疑者(38)=千葉県柏市豊四季=の2人を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。いずれも容疑を認めているという。県警は今後、他の幹部の関与や、資金の出所を調べる。
 出納責任者が罰金刑以上の刑が確定した場合、候補者本人の当選が無効となり、同じ選挙区から5年間立候補出来なくなる公選法の連座制が適用される。
 調べでは、坂容疑者らは9月初旬から下旬にかけて、運動員三十数人に対し、ビラ配布などの選挙運動をした報酬として、現金計数百万円を運動員らの銀行口座に振り込んだ疑い。運動員らは、牧内容疑者が勤務する都内の人材派遣会社を通じて集めた大学生などで、うち十数人は未成年者。1人あたり数千円の日当だったという。
 松本議員の祖父は、ドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者で、父親(66)も96年から2期連続で衆院議員を務めた。【神澤龍二】

(引用終わり)

14.平井卓也議員(自民) (時事通信9月13日配信)

(引用開始)

平井卓也氏派の運動員逮捕=新聞販売店主、従業員に現金−香川県警

 衆院選に絡み現金を渡して投票を依頼したとして、香川県警捜査2課などは12日、公選法違反(買収)容疑で高松市川島東町、新聞販売店経営十河義雄(56)、妻好子(54)の両容疑者を逮捕した。「間違いありません」と認めているという。
 両容疑者は、香川1区で当選した平井卓也氏(47)=自民=派の運動員。
 調べによると、両容疑者は公示後の8月31日ごろ、同市川島東町の販売店内で、20代と30代の女性従業員2人に対し、平井氏への投票や票の取りまとめを依頼。報酬として各5000円を供与した疑い。(了)

(引用終わり)

(追加:毎日新聞10月1日付け)


(引用開始)

衆院選違反:平井派運動員ら18人を略式起訴−−高松区検 /香川

 経営する新聞販売店の従業員に衆院選の票の取りまとめを依頼、報酬として金を支払ったなどとして、高松区検は30日、香川1区で当選した自民の平井卓也氏(47)の運動員で高松市川島東町、四国新聞販売店経営、十河義雄容疑者(56)と妻好子容疑者(54)を公選法違反(事前運動、買収)の罪で、従業員16人を同法違反(受供与)の罪で略式起訴した。高松簡裁は同日、十河被告に罰金50万円、好子被告に同20万円の略式命令を出し、2人は即日納付した。
 起訴状によると、十河被告らは公示前の8月30日早朝と公示後の同日ごろから9月1日ごろにかけて、同市川島東町の販売店などで従業員計17人に平井氏への票の取りまとめなどを依頼、うち16人に報酬としてそれぞれ5000円を支払った。【南文枝】

(引用終わり)

15.七条明議員(自民) (徳島新聞9月13日付け)

(引用開始)

鳴門市議3人逮捕 公選法違反容疑、七条氏に投票へ現金授受

 十一日投開票された衆院選の選挙違反を捜査している徳島県警衆議院議員総選挙違反取締本部と鳴門署は十二日夜、徳島2区に立候補、比例代表四国ブロックで復活当選した七条明氏への票の取りまとめなどの目的で現金を授受したとする公選法違反(現金買収、事前運動)の疑いで、現職の鳴門市議三人を逮捕した。同市里浦町里浦、農業松下保(53)と同市撫養町立岩、会社員秦野卓(61)、同市大麻町姫田、会社員森恒吉(70)の三容疑者で、七条氏派運動員の松下容疑者が秦野、森両容疑者に現金を渡した疑いが持たれている。今回の衆院選の選挙違反捜査で、県内での逮捕者は初めて。

 調べでは、七条氏派運動員の松下容疑者は八月中旬、秦野、森両容疑者に対し、徳島2区と比例四国に重複立候補を予定していた七条氏への投票や票の取りまとめを依頼。報酬として秦野容疑者に現金数十万円を、森容疑者に現金数万円を渡した疑い。秦野、森両容疑者は受け取った疑い。松下容疑者は、ほかの市議一人に現金供与を申し込んだ疑いもある。三容疑者は容疑を認めている。

 徳島2区は、郵政民営化法案に反対したため自民党の公認が得られず、無所属で立候補した山口俊一氏と、自民党公認で立候補した七条氏らが争う構図だった。複数の鳴門市議によると、同市議のうち松下、秦野両容疑者ら七人が七条氏を推していた。森容疑者は、徳島2区で当選した山口氏を支持していたという。

 松下容疑者は一九九一年に市議に初当選し四期目。二〇〇二年六月から〇三年五月まで議長を務め、現在は議会運営委員長。秦野容疑者は九五年に市議に初当選し三期目。現在、教育民生委員長を務めている。森容疑者は、九九年に初当選し、現在二期目。
 

(引用終わり)

16.徳田毅議員(無所属) (サンケイスポーツ9月12日付け)

(引用開始)

現金買収で会社員逮捕

鹿児島県警捜査2課などは12日、鹿児島2区で当選した無所属の徳田毅氏に投票する報酬として現金を渡したとして、公選法違反(現金買収)の疑いで鹿児島県名瀬市柳町、会社員大庭貴弘容疑者(44)を逮捕した。
調べでは、大庭容疑者は今月上旬ごろ、選挙権がある名瀬市内の店員の女性2人に、徳田氏への投票の報酬としてそれぞれ現金数千円を渡した疑い。

(引用終わり)

※注)徳田毅氏は、引退した徳田虎雄氏の息子で後継。

17.後藤田正純議員(自民) (毎日新聞9月30日付け)

(引用開始)

公選法違反:分団長に票依頼 市消防団長を容疑で書類送検−−小松島 /徳島

 今月11日に投開票された衆院選を巡り、公務員の地位を利用して票の取りまとめを依頼したとして、県警総選挙違反取締本部と小松島署が、小松島市消防団長(57)を公職選挙法違反(公務員の地位利用)の疑いで、徳島地検に書類送検したことが、29日分かった。
 調べでは、団長は先月22日、防災訓練の打ち合わせのため市役所で開かれた消防分団長会議の終了後、分団長らに対して徳島3区に立候補を予定していた後藤田正純氏(自民)への票のとりまとめなどを依頼した疑い。【加藤明子】

(引用終わり)

※注)本人の関与は薄そうですが・・・。

18.小西理前議員(自民・造反) (サンケイスポーツ9月12日付け)

(引用開始)

小西理氏の支援者を逮捕

滋賀県警捜査2課は12日、滋賀2区で落選した無所属の小西理氏への投票などを依頼したとして公職選挙法違反(供応)容疑で、滋賀県愛知川町川久保、清掃管理業、中村仁容疑者(44)を逮捕した。
調べによると、中村容疑者は衆院選公示前の8月28日、愛知川町の飲食店で同町民7人に対し、小西氏への投票と投票の取りまとめを依頼し、報酬として1人当たり約5400円の酒食の供応接待をした疑い。同容疑者は小西氏の支援者。

(引用終わり)

19.山下貴史前議員(自民・造反) (毎日新聞9月25日付け)

(引用開始)


<供応買収>北海道10区、山下陣営の3人逮捕 北海道警

 衆院選北海道10区(空知、留萌管内)から無所属で立候補し、落選した山下貴史氏(52)への投票を依頼する目的で飲食の会合を開き、有権者を接待したとして、岩見沢署は24日、空知管内北村の山下氏の後援会と自民党北村支部の幹部で、同村砂浜、農業、渡辺信一郎(55)ら3容疑者を公選法違反容疑で逮捕した。

(引用終わり)

(追加:共同通信9月25日配信)

(引用開始)
 
北海道北村の村議が自殺 選挙違反事件で聴取受ける

 衆院選北海道10区から出馬し落選した山下貴史元衆院議員派の後援会幹部ら3人が逮捕された公選法違反事件に関連し、北海道警岩見沢署の事情聴取を受けた北海道北村の村議で農業北野正男さん(52)=同村中小屋=が自殺していたことが25日、分かった。
 北村さんは現在2期目。山下派後援会幹部が飲食でもてなし、票のとりまとめを依頼したとされる会合に出席していたため、数回にわたり事情を聴かれていた。
 23日から行方が分からなくなり、家族が捜索願を提出、24日に三笠市の市道脇に駐車中の車の中で死亡しているのが見つかった。車内の様子などから自殺とみられている。
 岩見沢署は「無理な事情聴取はしていない」としている。

(引用終わり)

20.米山隆一候補(無所属) (毎日新聞9月22日付け)

(引用開始)

米山隆一氏派の公選法違反:南魚沼市議長、容疑者との接待同席を認める /新潟

 衆院新潟5区から立候補して落選した米山隆一氏派で、いずれも南魚沼市議の小倉一朗(55)、井上智明(57)両容疑者が公選法違反(供応買収)の疑いで逮捕・送検された事件で、駒形正博・同市議会議長が21日、両容疑者と飲食接待の場に同席したことを認めた。
 両容疑者は、今月上旬、市内の男性数人を飲食店に招き、一人当たり数千円の酒や食事で接待して米山氏への投票や票のとりまとめを依頼した疑いが持たれている。
 駒形議長は、酒席の参加者など具体的な状況については「捜査中なので差し控えたい」としながらも「私は、あのような(接待の)場とは知らずに出席した。申し訳ない」と説明した。
 同市議会内には「議長は早急に全員協議会を開いて事実関係を説明すべきだ」との声が上がっている。駒形議長は「市議選(10月23日)を控え、一日も早く事件を解決するため、警察の捜査に協力している。事情聴取が終わった段階で説明したい」と話した。【神田順二】

(引用終わり)
 
21.大村秀章議員(自民) (毎日新聞9月22日付け)

(引用開始)

衆院選・愛知13区違反:碧南市役所の家宅捜索 職員や市議に衝撃 /愛知

 衆院選愛知13区で当選した大村秀章氏(45)=自民=への投票を依頼し、支援者に飲食の接待をしたとして碧南市議の村田峰治容疑者(56)=同市源氏神明町=が公選法違反で逮捕された事件で碧南市役所に21日、県警の家宅捜索が入り、市民をはじめ市職員や同僚議員らに衝撃が走った。
 午前11時前から、5人の捜査員が市役所6階にある村田容疑者所属の市議会最大会派「新政クラブ」の控室を訪れ、家宅捜索を行った。
 この日は全議員が出席する予算審査委員会などが開かれ、出席した議員は寝耳に水の報道に驚きを隠し切れない様子。議会事務局の職員たちも緊張した表情で捜索を見守り、市役所内はピリピリした雰囲気に包まれた。
 議会事務局によると、碧南市議が公選法違反で逮捕されたのは、83年9月に保守系市議が供応買収の疑いで逮捕されて以来という。
 村田容疑者は新政クラブの副会長を務めているが、今回の衆院選では同クラブの14人の市議の1人として大村氏の選対に参加、選挙カーの運行などを担当し、特に責任ある立場ではなかったという。また、大村氏は碧南市出身だが個人的なつながりはないという。
 新政クラブ幹事長で村田容疑者と中学の同期生の宮地孝次市議は「本人は同級生の集まりといった軽い気持ちだったのでは。立場を十分認識したうえで選挙運動に臨むべきだった」と残念そうに話していた。【坂東伸二】

(引用終わり)

22.高鳥修一議員(自民) (毎日新聞9月22日付け)

(引用開始)

公選法違反:自民・高鳥氏派の糸魚川市議、供応買収で逮捕 衆院選で6人接待 /新潟

 県警捜査2課と糸魚川署は14日夜、今回の衆院選で新潟6区から出馬し、比例代表北信越ブロックで復活当選した高鳥修一氏(自民)派の糸魚川市議、樋口英一容疑者(59)=同市中川原新田=を公職選挙法違反(供応買収)の疑いで逮捕し、15日、新潟地検高田支部に送検した。今回の衆院選を巡る逮捕は県内では初めて。
 調べでは、樋口容疑者は公示前日の8月29日夜、50〜60代の知人の男性6人を同市内の飲食店に招き、1人当たり数千円分の酒や食事で接待し、同選挙区から立候補を予定していた高鳥氏への投票や票の取りまとめを依頼した疑い。樋口容疑者は高鳥氏陣営の糸魚川支部選対副本部長を務めていた。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めており、余罪などを追及している。
 公選法によると、選挙運動の取りまとめなどをする組織的選挙運動管理者が買収などの罪を犯し、禁固以上の刑が確定した場合、立候補者の当選は無効となる。佐藤仁捜査2課長は「現在、樋口容疑者の選対内での役割を調べており、連座制の適用については現段階ではコメントできない」としている。【前谷宏】

(引用終わり)

23.田辺信宏候補(自民) テレビ静岡 2005年9月16日

(引用開始)

選挙違反で静岡市議ら2人逮捕

今月11日に投票が行われた衆議院選挙で1区から立候補して落選した田辺信宏候補派の選挙違反事件で静岡南警察署は昨夜静岡市議会議員ら2人を現金買収の疑いで逮捕しました。
 逮捕されたのは静岡市議会議員で静岡市駿河区中島の丹沢卓久容疑者(34)と静岡市葵区春日町のアルバイト・原子泰史容疑者(22)の2人です。静岡南署の調べによりますと丹沢容疑者は衆院選の投票が行われた今月11日の夜原子容疑者に選挙運動に参加した報酬として現金10数万円を渡した疑いが持たれています。取り調べに対し2人は容疑を認めています。丹沢容疑者は平成11年に静岡市議に初当選し現在2期目で取調べの中ですでに議員を辞職する意志を示しているということです。

(引用終わり)

24.橋本英教前議員(自民) (岩手日報9月18日付け)

(引用開始)

川崎村議を逮捕 衆院選違反で

 県警の衆院選違反取締本部と一関署は17日深夜、公選法違反(供応買収)の疑いで衆院選岩手3区から立候補、落選した橋本英教氏(自民)派の運動員で、川崎村、同村議の****(容疑者のため伏せてある)容疑者(61)を逮捕した。今回の衆院選で、選挙違反による県内の逮捕者は初めて。

 調べでは、**容疑者は8月30日ごろ、一関市のレストランで、同選挙区の数人に橋本氏への投票と票の取りまとめを依頼し、一人当たり千数百円の酒食の供応接待をした疑い。

**容疑者は現在、村議2期目。任期は両磐7市町村が合併する今年9月19日まで。

(引用終わり)

※注)岩手日日新聞は、実名(三浦晃容疑者)で報道。この差は一体?

25.寺田稔議員(自民) (赤旗9月19日付け)

一行情報で、運動員が買収を行ったとありました。

26.古賀一成議員(民主) (赤旗9月19日付け)

(引用開始)

福岡6区では、比例代表で復活当選した古賀一成氏の支援者三人が、知人らに飲食接待し投票を依頼し買収容疑で逮捕されています。

(引用終わり)

27.五島正規議員(民主) (高知新聞9月15日付け) 

(引用開始)


五島派運動員を逮捕 3人に数十万円渡す 県警

 11日投開票が行われた第44回衆院選の選挙違反を捜査している高知署と県警本部捜査二課は15日未明、比例代表四国ブロックで復活当選した五島正規氏(民主)派の運動員で、五島氏が理事長を務める医療法人が経営する「いずみの病院」(高知市薊野北町2丁目)事務員、尾前和明容疑者(46)=同市新屋敷2丁目=を、公選法違反(買収)容疑で逮捕した。同容疑者は容疑を否認しているという。

 調べでは、同容疑者は選挙期間中の9月上旬、小選挙区高知1区と比例四国に重複立候補していた五島氏を当選させる目的で、同市内で男性3人に五島氏への投票の取りまとめの選挙運動の報酬として現金合わせて数十万円を渡した疑い。

 五島氏や同病院などによると、同容疑者は8月中旬から病院の年休を取り、五島氏の選挙事務所で民主党のポスター張りなど主に雑用を担当していた。高知署などによると現金を受け取った3人も五島氏の選挙事務所に出入りし、選挙運動を手伝っていたという。

 同署などは余罪のほか陣営の組織的な関与の有無なども含め厳しく追及している。

 同病院では今年3月、1月の高知市議増員選で特定候補への投票を呼び掛けるはがきに患者名簿を流用した問題が発覚したばかり。吉本正秀事務部長は「容疑が事実ではないと信じたいし、病院の関与はない」と話した。

 「あり得ない」 五島氏

 尾前容疑者の逮捕を受け、五島正規氏は15日午前、高知市本町4丁目の民主党県連で急きょ記者会見し、「驚いている。間違いだと思うが、大変遺憾に思う。買収はあり得ない。選挙が始まる前、(陣営に)絶対違反があってはならないと強く言っていた」と納得いかない様子で話した。

 五島氏によると、尾前容疑者は以前から選挙時は事務所の手伝いをすることがあったといい、同病院でも「非常にまじめで仕事もよくする」人物だったという。

(引用終わり)

28.小林憲司前議員(民主) 朝日新聞9月18日付け

※注)公選法違反で、家宅捜査に入った後、覚せい剤が見つかったので逮捕されました。

(引用開始)

民主の小林憲司前衆院議員を逮捕 覚せい剤所持の疑い

 自宅で覚せい剤を所持していたとして、愛知県警と警視庁は18日、民主党前衆院議員小林憲司容疑者(41)=愛知県日進市岩崎町=と、私設秘書ら2人を覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。小林前議員は00年から連続2期、衆院議員を務めたが、今回の総選挙では愛知7区から立候補、落選した。3人は容疑を認め、「以前から覚せい剤を使用していた。自分で吸うために持っていた」と供述しているという。

 民主党愛知県連(古川元久代表)は同日、顧問を務めていた小林前議員を除籍(除名)処分とすることを決定。また、小林前議員は現在、比例東海ブロックの名簿で次点にあたり、1人欠員が出た場合、繰り上げ当選になるため、同党は名簿から削除する方針だ。

 県警などは、小林前議員が議員在職中や今回の選挙活動中も覚せい剤を使用していた疑いがあるとみて、自宅や事務所など、三十数カ所を家宅捜索するなどして裏付け捜査を進めている。

 小林前議員とともに、逮捕されたのは、私設秘書の安藤貢視(こうし)(41)=同県瀬戸市西拝戸町=、元私設秘書で団体事務員の佐伯正晴(40)=同県春日井市牛山町=の両容疑者。

 調べでは、小林前議員と安藤秘書は18日午前5時15分ごろ、小林前議員の自宅で、それぞれ覚せい剤若干量を所持していた疑い。覚せい剤は部屋の机の上から見つかり、安藤秘書はズボンのポケットの中に入れていた。

 佐伯元秘書はまた、同日午前8時40分ごろ、名古屋市東区のホテル客室で約0.6グラムを所持していた疑いが持たれている。

 小林前議員宅からは、覚せい剤をあぶって吸引するためのアルミ箔(はく)やライターなども見つかった。

 安藤秘書は今年1月、知人の紹介で小林前議員の私設秘書になった。佐伯元秘書は小林前議員の高校の同級生で、03年10月まで私設秘書を務め、今回も選挙活動を手伝っていたという。県警などは佐伯元秘書が覚せい剤を購入し、3人で分けていたとみて、外国人密売グループなどを含め、入手経路を調べている。

 小林前議員は米国の大学を卒業し、外国為替取引会社勤務などを経て、00年衆院選で愛知7区から立候補し、初当選。03年の選挙で再選を果たした。党国対副委員長などを歴任し、9月11日に投開票された今回の総選挙では、小選挙区で自民党前職に敗れ、比例東海ブロックでの復活当選もならなかった。

 今年3月、県警と警視庁に、小林前議員の名前を挙げて、「薬物を使用しているようだ」との情報があり、内偵捜査を進めていた。

 (引用終わり)

29.宮地和明議員(自民) (毎日新聞10月2日付け)

(引用開始)

110番・119番:宮路氏派運動員ら9人を書類送検 /鹿児島

 9月30日、公選法違反(供応接待)の疑いで、衆院選鹿児島3区に自民党から立候補し当選した宮路和明氏派の運動員だった薩摩川内市の畜産業男性(64)ら9人を鹿児島地検に。男性は8月20日ごろ、同市内の飲食店で1人あたり千数百円の食事を8人に提供し、宮路氏への投票と票の取りまとめを依頼した疑い。(県警捜査2課など調べ)

 (引用終わり)

30.公明党 (赤旗9月19日付け)

(引用開始)

■公明党

 三重県伊賀市の会社役員杉田博昭容疑者(43)が、供応買収の疑いで逮捕されました。知人ら約十人に「比例は公明に入れてくれ」などと依頼し、期日前投票を行わせた後、飲食接待した疑い。事件当初、公明党三重県本部は「公明党員でも創価学会員でもない。党と事件は無関係」などとしていました。しかしその後、県創価学会が「県内では掌握されていないが、創価学会員のようだ」(地元紙・伊勢新聞)とコメントしています。

(引用終わり)

31.江崎鉄磨議員(自民) (読売新聞9月14日付け)

(引用開始)


酒食で接待、愛知10区・江崎鉄磨派町議を逮捕

 衆院選愛知10区から自民党の公認で立候補、当選した江崎鉄磨氏(61)派の選挙違反事件を捜査していた愛知県警捜査2課と犬山署は14日未明、公選法違反(供応)の疑いで、愛知県扶桑町議の間宮進示容疑者(62)(同町高雄南東川)を逮捕した。

 調べによると、間宮容疑者は江崎氏派の運動員として、11日の投開票日前の今月5日、同県犬山市内の飲食店で、有権者13人に投票並びに票の取りまとめを依頼し、その報酬として1人当たり約7000円相当の酒食の供応、接待をした疑い。

(引用終わり)

※注)江崎議員は、翌日記者会見し、陣営としての関与を全面否定した。

(追加:読売新聞9月30日付け)

(引用開始)

江崎氏派選挙違反で扶桑町議らに罰金

 衆院愛知10区から立候補し、当選した江崎鉄磨氏(62)派の選挙違反事件で、名古屋区検は同県扶桑町議間宮進示容疑者(62)を公選法違反(供応)の罪で名古屋簡裁に略式起訴し、同簡裁が罰金50万円の略式命令を出していたことが29日、分かった。間宮町議から接待を受けた支援者12人も、同法違反(受供与)の罪で略式起訴され、各罰金10万円の略式命令を受けた。


(引用終わり)


32.??? 何故か詳細が伏せてある、神戸新聞の記事。(9月16日と9月29日)

(引用開始)

公民権停止中に選挙活動 公選法違反で男逮捕

2005/09/16

 十一日投開票の衆院選で、公民権停止中に選挙運動をしたとして、兵庫県警捜査二課と尼崎西署は十六日、公選法違反(公民権停止中の選挙運動禁止)の疑いで尼崎市東難波町一、無職容疑者(70)を逮捕した。

 調べでは、容疑者は公民権を停止されているにもかかわらず、公示後の今月二—十日、尼崎市内で、兵庫8区から立候補した候補の名前を連呼した上「よろしく」と依頼しながら選挙ビラを配るなどした疑い。容疑を認めているという。

 容疑者は昨年七月の参院選で、同市内に掲示してあった比例代表選出議員立候補者の選挙運動用ポスターを破ったとして、公選法違反(自由妨害)の疑いで逮捕され、公民権停止五年となっていた。公選法は、選挙違反を犯して一定期間選挙権や被選挙権が停止された者について、その間の選挙運動も禁止している。


(引用終わり)

(引用開始)

手に不在者投票 特養の施設長ら逮捕 西宮

2005/09/29

 十一日投開票の衆院選で、西宮市の特別養護老人ホームの施設長らが、入所者に無断で不在者投票をしたとして、兵庫県警捜査二課と西宮署は二十八日、公選法違反(投票偽造)の疑いで、特養老人ホーム「幸泉サンズ」施設長(78)=西宮市=と同職員(29)=宍粟市=を逮捕した。

 調べでは、二容疑者は七日に同ホームで行った不在者投票で、認知症などで意思の確認ができない入所者七人について、勝手に投票した疑い。二人は容疑を認めているという。

 容疑者(78)が不在者投票の管理者、容疑者(29)は立会人を務めており、投票の際、ホーム内に記載場所などは設けていなかったという。同ホームは定員約五十人で、約三十人が投票したとして、西宮市選挙管理委員会に送り返していた。

 公選法は、投票所に行くのが困難な有権者について、入所先の福祉施設や病院などでの不在者投票を認めている。施設の長が管理者となり、入所者の意思に基づいて投票用紙を請求、立会人が見守る。

(引用終わり)

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2005年9月28日 (水)

この眼鏡どうにかならんか?

Hadleybioimages眼鏡のセンスも似ている、日米の首脳の側近(松岡氏はつい最近成り上がった)。評判がよろしくないのも一緒。

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2005年9月14日 (水)

この人がムアーウィ大使を呼んだのか?

 以前の続きです。不可解な中東4大使の陣中見舞いに関して、選挙対策であれば、間違いなく官邸にいる人物が動いたように思われますが、官邸と外務省の関係は、現在ほぼ断絶していると言っていいでしょう。というのも飯島筆頭首相補佐官が大の外務省嫌いで、ほとんど情報を流さない為、コミュニケ―ションは、政治家を通じたものにほぼ限定されていると思われます。事実外務省から派遣されている官僚は、日勤教育よろしく、事実上蟄居状態にあるのです。そして町村外務大臣を始めとするその政治家たちは、選挙に忙しく(特に町村大臣は)それどころではなかったのです。(※選挙演説の中で、ハリケーンカトリーナの復興についてライス長官と携帯電話でやりとりをしたと、外務大臣ぶりをアピールしていた町村大臣は、一方で選挙で忙しいという理由で、ムッシュこと大野防衛庁長官とともに、在日米軍基地問題の協議を、選挙後に延期してほしいと申し入れている。これは国務大臣の職務を放棄する行為であると言わざるを得ません。ちなみにムッシュの選挙区には、民主党候補は出馬していない)

 前置きが長くなりましたが、となると浮かんでくる有力な人物は、川口首相補佐官です。彼女と飯島秘書官は折り合いが悪いので、単独行動と推測されます。
images-3動機は十分にあると言っていいでしょう。小泉首相の対立候補であった天木直人氏は、川口補佐官が外相時代に、アメリカのイラク攻撃に反対し、全世界の日本大使館に意見書を打電した上、外務省を事実上解雇されている人物です。退省後、一貫して小泉外交を批判しており、その矛先は彼のマリオネットであった川口補佐官にも向けられています。係長と蔑まれてきた彼女の外交・政治能力に反して、プライドが大変高い彼女がそれを根に持つのは当然と言えば当然と言えます。(※ちなみに彼女は、東大→通産省というエリート官僚であり、同じルートを歩んだ後輩である町村大臣や中山前内閣官房参与に対して猛烈なライバル心を持っている)

 また中東とのパイプも見逃せません。俵孝太郎氏に言わせれば、無駄な外遊を繰り返してきた川口補佐官は、エジプトヨルダンパレスチナ2回)に外遊経験があります。レバノンは、天木氏の件も勿論あるが、02年に故ハリーリ首相が来日しており、駐日大使と面識は間違いなくあったはずです。またアラファト前議長の葬儀に日本代表として参列要請されたのも彼女です(実際行ったのは、中国専門の槙田駐エジプト大使。小泉首相は、エジプトのみ外遊経験がある)。

 その川口補佐官が、恨みを持つ天木氏が神奈川十一区に立候補を表明したとき、内心穏やかでなかったのが想像できます。ジェンキンス氏の曽我さんとの再会問題で、ジャカルタを推す中山氏に対して、ねちっこく嫌がらせをしてきた彼女からしてみれば(これが中山氏の退任の遠因といわれる)、どう考えても泡沫候補にしかならない(実際そうだった)天木氏に対して、当てつけともとれる4大使の参集は、(直接か外務省職員を経由した間接依頼かはわかりませんが)当然の発想かもしれません。

 そして何となく思ったのが、彼女は外相に復帰するために、小泉首相にアピールしようとしたのではないかということ。確かに猪口氏や小池氏が外務大臣になったら出番が無くなって面白くないでしょうが、ライス長官には、5回に1回しか会談要請を受け付けてもらえなかった人物が、外相返り咲きというのはブラックジョークという他ありません。

P.S.愚息さんへ:今回の件は、在日朝鮮人の選挙活動と関連した動きではないと思いますが、自民・公明で衆議院の2/3以上の議席を占有したため、やりたい放題状態になります。今回の選挙の論功行賞(議席を落とした恨みも込めて?)で、冬柴幹事長の念願である、在日(永住)外国人の参政権付与の法案が国会に提出されるかもしれません。この政策に懸念を表明していた有力議員である、城内(落選)・平沼(無所属で当選)両議員は力を失ってしまったので、止めようが無いかもしれません。

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2005年9月10日 (土)

誰がムアーウィ大使を呼んだのか?

 下記に気になったニュースを紹介します。

小泉陣営、天木氏にあてつけの「刺客」 外交儀礼無視、中東4大使が出陣式に出席(日刊ベリタ)

ちなみにこの件に関しては、横須賀市選挙管理委員会がセーフの判定をしていますが、地方選挙ならいざ知らず、国政選挙なのだから総務省の見解を載せるべきでしょう。おそらく毎日新聞地方版の記者が本社に総務省の見解が欲しいと打診したが、本社によって握りつぶされた構図が浮かんできます。サンデー毎日(9/18日号)でも『証拠』写真付きで報じ、疑問を呈しているのは、それへの当てつけのようにも見えます。また日刊ゲンダイによると、この件に激怒した小泉首相の前選対本部長だった竹内氏の陣営が、公職選挙法違反で裁判所に訴えると息巻いているそうです。ちなみに表敬訪問に訪れ、出陣式に立ち寄った大使は以下の4名。

・ジャアファル・ムアーウィ レバノン共和国大使
・サミール・イーサ・ナウーリ ヨルダン・ハシミテ王国大使
・ヒシャーム・ムハンマド・ムスタファ・バドル エジプトアラブ共和国大使
・ワリード・アリ・シアム 駐日パレスチナ常駐総代表部大使

 では誰がムアーウィ大使らを呼んだのでしょうか?ちょっと動機が思いつかない。確かに彼ら(4大使)が言うように横須賀市長を表敬訪問していますが、アラブ文化のイベントの情報は無く、また米軍とゆかりの深い同市の性質を考えますと、表敬訪問はアリバイの疑いがあります。(仮に横須賀市でイベントをやる場合、米軍に対する当てこすりのような形でやるか、交流イベントとして一緒にやるかです。後者でも果たして本国(地域)が許すかどうか疑問です)中東にパイプを持つ国会議員は何人もいますが、彼らは選挙で忙しく、それどころではありません。また小泉首相当人も中東に強いパイプがあるわけではありません(それどころか外遊ではほとんど中東には行っていない)。シアム大使などは、共産党にもパイプがありますが、共産党候補の陣営に立ち寄った形跡が見られないのはどういうことでしょうか。追加情報を待ちたいです。

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2005年9月 6日 (火)

政府によるささやかな抵抗

 日曜夜のNHK討論。見たも何も期日前投票で投票を済ませてきた私には関係ないんですけど、気になったので見てしまいました。感想はと言うと、中身が平凡で薄っぺらで見る価値なし、というものですが。

 唯一の見所は、冬柴幹事長の尼崎弁くらい。テーマが外交・安保の話にも拘らず、国債30兆円の話を蒸し返すなど、この見苦しさは終盤の選挙戦に響くのでは、と心配してしまいました。TV慣れしている沢議員の方が良かったように思えます。ちなみに日刊ゲンダイ6日号では、共産党の市田書記長に『2016年の完全民営化後、民間会社なら600億円の赤字、公社なら1383億円の黒字になり、公社のままなら半分の600億円以上が、国に入る』と指摘され、反論すると、『竹中大臣の答弁です』とやり返し、冬柴幹事長がぎゃふんと言わされたことが記事になっていましたが、政府が翌日になってフォローを入れています。民営化して株式を売却すれば、儲かりますよってことで、民営化のメリットを強調しています。しかしNTTの株式売却は、当初市場に出していたものの、人気が急騰し市場を混乱させたことから、NTTが自社株買いを行う形で取引されるようになった経緯があります。これも形を変えた民業圧迫のような気がしますが・・・。それに政府が未だに33.7%の株式を有する(これ以上の売却は行われない)企業を果たして民間企業と呼んでいいのかに関して、疑問が挟まれていないのも気になります。

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2005年8月28日 (日)

小泉ハーレム改造内閣

 タイトル通りの不謹慎な改造内閣を妄想してしまいました。これの発動条件は、小泉自民党が圧勝することですが、自公で過半数を超えても強行する可能性もあります。ところでメディアは何故、議席を減らしても自公で過半数を超えることができる(解散時249、過半数は241)、ということを指摘しないのでしょうか?減らしたら負けでしょう。

 一応下記では、参議院枠は、法案否決の失態の責任を取って竹中氏のみにしてありますが、特別国会での懐柔の意味を込めて、さらに処遇されることもあるでしょう。ただし圧勝で調子に乗っている場合は、処遇しない可能性が大です。

(悪夢おっと、あくまで妄想です)

内閣総理大臣:小泉純一郎(小選挙区当選:天木直人氏では無理)

内閣官房長官:小池百合子(比例復活当選:民主が漁父の利)
・・・小泉首相がお気に入りの議員を側に置く意図と、風見慶子という名で小説に取り上げられるほど、風見鶏で権力者への迎合傾向が強い両氏の思惑が一致する。
(安倍晋三氏という案もあり得る)

外務大臣:猪口邦子(比例当選)
・・・前・軍縮会議日本政府代表部特命全権大使の肩書きや国際政治が専門ということもあって、妥当な選択です。ちなみに彼女は、数年前の行革会議の席で意見書まで出して、郵政民営化に懸念を表明していました。

経済産業大臣:片山さつき(比例復活当選:城内実氏が当選)
・・・産業再生機構の夫と二人三脚で企業再生に取り組む、といえば聞こえはいいですが、財務省に厄介払いされた身だけに財務大臣は無理なだけ。

財務大臣:佐藤ゆかり(比例復活当選:野田聖子氏が当選)
・・・指折りのエコノミストだけに適任ですが、問題は自身が以前50点の落第点を付けた郵政民営化法案を財政健全化に結びつけることでしょう。

法務大臣:稲田朋美(比例復活当選:民主が漁父の利)
・・・弁護士資格を持つので、前大臣に比べると100倍マシですが、右翼弁護士の異名が気になる所でしょう。

厚生労働大臣:阿部俊子(比例復活当選:平沼赳夫氏が当選)
・・・前回に続き日本看護協会関係者の入閣。アジアにおけるFTAが今後加速されるので、アジア人労働者(特に看護士)の受け入れを阻止したい同団体としては、是非ともおさえたいポストです。(ちなみに『南野(無能の)大臣』こと南野前法務大臣も同じ理由で押し込まれたと見るべきでしょう)

文部科学大臣:飯島夕雁(比例復活当選:山下貴文氏が当選)
・・・青ヶ島村の教育長からの華麗なる転身。文教族のドン、森前総理を説得できるかが鍵。(猪口氏がやりたがるかもしれません)

国土交通大臣:太田昭宏(小選挙区当選)
・・・八代氏の比例名簿上位記載が実現すると、太田氏に当選の芽が出てきます。今回もこのポストを公明枠に据えます。

総務大臣:萩原誠司(小選挙区当選)
・・・麻生氏留任の可能性もありますが、地方切り捨ての批判に応えるべく、地方財政の立て直しを大義名分に持ってくるための措置。実績も十分だが知事会の反応はいかに。

農林水産大臣:中川昭一(小選挙区当選)
・・・誰にするか悩む所ですが、無難な人選をするように思われます。副大臣の松岡利勝氏は、党幹部としての処遇があると思われますので、人選から外しました。

防災担当大臣:長島忠美(比例当選)
・・・新潟の地震のときに活躍した山古志村の元村長ですが、こんな安易な人選をやりそうで怖いです。かなり強引な要請があったようですが・・・

金融大臣:伊藤達也(留任)(小選挙区当選)
・・・小泉総理の言うことを良く聞くので留任ですが、静岡自民のドン、柳沢元金融大臣の肝いりで、片山氏が就く可能性もあります。(この場合は細田前官房長官が代わりに経済産業大臣に就く)

環境大臣:西川京子(比例復活当選)
・・・選挙の弱みを握られた寝返り女性刺客は、お茶を濁すようなポストで一丁上がりを待つことでしょう。でも前任者よりマシですが。
 
行革担当大臣:塩崎恭久
(小選挙区当選)
・・・安倍氏の肝いりで就任。実務能力は高いと評判なので、お手並みを拝見したいです。

郵政民営化特命大臣:竹中平蔵(留任)

・・・もちろん、法案が成立したらお役御免です。

防衛庁長官:浜田靖一
(小選挙区当選)
・・・総務会に怒鳴り込んでナシを付けたハマコー氏への論功行賞です。

食品安全委員会委員長:藤野真紀子
(比例復活当選)
・・・食育をやりたいということで。関連省庁の文部大臣、農林水産大臣は荷が重すぎますね。フランス料理や洋菓子だけでなく、もっと幅広い料理の研究をすべきでしょう。

国家公安委員長:小野次郎(比例復活当選)
・・・元警視庁キャリア官僚も、本庁での出世の目がなくなり、乾坤一擲の勝負に出た訳ですが、元首相秘書官に対する小泉首相の温情として、上記のポストが与えられるでしょう。

首相補佐官:川口順子(留任)
・・・いてもいなくても一緒ですが。

今回は、側近議員の離反により小泉首相の勘気を被った安倍氏は、影響力を残しつつも、処遇はされないとみています。それは若手議員による安倍待望論に拍車をかけるでしょうが、総裁職を禅譲し、中二階組をまとめて吹き飛ばす意図にもつながると思います。

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2005年8月27日 (土)

ヒモ首相のライオン選挙

 騒がしく不快な選挙報道が、メディアにあふれていますけど、女性刺客候補だとか、ホリエモンだとか、何でもあり、といった感じです。ライオンに例えられる小泉首相ですが、今回の選挙のやり方を見て、ライオンの狩りを思い出しました。

 ライオンは、百獣の王と呼ばれる最強の獣ですが、オスのライオンの狩りの方法はというと、実は何もしません。メスのライオンに丸投げです。要はヒモなのです。これだけでも『丸投げ殿』と呼ばれる小泉首相の政治手法と同じですが、今回の選挙において女性候補を造反議員の刺客に立てるやり方は、メスのライオンに狩りを任せるオスのライオンとダブります。

 メスのライオンもひどいものです。彼女達の狩りも実は他力本願。チーターやハイエナのように狩りが上手な動物が獲った獲物を横取りするのです(もちろん全部とは言わない)。刺客候補たちは、造反議員が汗水たらして集めた票や資金(献金)を労せずして手に入れ、また女性候補の多くは、比例での救済が約束されています。

 こうして造反議員達に取って代わり、女性刺客候補が議席を(比例救済で)得る訳ですが、このあとにできるのは、ハーレムのような改造内閣でしょう。もちろん政策は丸投げ。ヒモ首相のヒモ政治が完成するのです。

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2005年8月16日 (火)

ミス東大はウソ?

 総選挙の次の刺客は、ホリエモンだって。ニッポン放送買収騒動の時、自民党にさんざん苛められたのに。切り替えが速いこと速いこと。

 一つ気になるのは、静岡7区から出馬予定の片山さつき氏のこと。東大在学中に週刊朝日の表紙を飾り、JJのモデルまで務めたことがあると言う、経歴の持ち主です。以前からメディアへの露出は多少ありましたが、注目されだした契機は、夕刊フジの昨年の記事であったように思います。そのときは防衛予算に切り込む凄腕美人主計官といった内容の記事でしたが、彼女の華麗な経歴から、『ミス東大』なる枕詞を付けていました。これは実は、財務省のPR記事に等しいもので、かなり片山氏や彼女の功績をヨイショしています。

 でもちょっと待って頂きたい。実は東大でミスコンが始まったのは、1997年からです。女優の高田真由子さんの時代にもなかったのです。当然25年前にあるはずもありません。良識のある?引用・記事では、ミス東大を括弧付きにしていますが、それでも括弧の理由に付いて述べていません。上記の記事の場合、財務省に対するサービスでこのような形容詞を付けたのでしょうが、それが一人歩きしている(もしくは政治的な意図によって一人歩きさせられている)ような気がします。仮にあったとしても、内輪的なものもしくは、20歳で司法試験に合格した『京大のプリンス』ことオウムの青山弁護士のような通称でしょう。少なくとも日テレの山本アナの経歴とは似て非なるものと言わざるを得ません。しかしそのように書かれることに遠慮していない所をみると、本人もまんざらでもないのかもしれません。

 元々彼女の出馬は、元財務官僚で内閣府参与だった岸本周平氏が、あろうことか民主党から立候補すると決めたために、官邸が財務省に片山氏の出馬を迫ったのが真相です。夫が産業再生機構の役員でもあることから、断りきれなかったのでしょう。

 送り込まれた片山氏も迎え撃つ城内氏も気の毒に思えますね。

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2005年8月14日 (日)

間抜けなガリレオ

 とうとう衆議院が解散されました。もっとも参議院の構図が変わる訳ではないので、また否決される可能性もあるんだけど。それを避けるには、衆議院を2/3以上の賛成派で占めなければいけないわけだから、はっきりとした勝算を持って解散した訳ではなさそうですね。

 小泉首相は、今回の解散を『郵政ガリレオ解散』だなんて言っていますが、笑っちゃいますね。以下読売新聞の10日の記事を引用します。

『郵政・ガリレオ解散だ——。小泉首相は10日、自民党の武部幹事長らと首相官邸で会談した際、衆院解散・総選挙の呼び名について、8日の解散直後に自ら名付けた「郵政解散」ではなく、「郵政・ガリレオ解散」とするよう提案した。

 首相は8日の記者会見で、地動説を唱えた物理学者ガリレオ・ガリレイが宗教裁判で有罪となりながら、「それでも地球は動く」と持論を貫いた故事を挙げ、国会で否決された郵政民営化関連法案の成立を目指す決意を披露していた。
 その後、「ガリレオ」発言を評価する声が数多く首相官邸に寄せられたことから、首相は「郵政・ガリレオ解散」と言い出したようだ。』

 地動説を唱えたのだから、物理学者ではなく、天文学者として紹介しろよ、という細かな突っ込みはさておき、小泉首相がいかにガリレオを知らないかが上の記事から察することができます。

与件の確認として、小泉首相は、以下のように設定していると思われます。

小泉首相・・・ガリレオ・ガリレイ
地動説(『天文対話』)・・・郵政民営化
ローマ教皇庁(宗教裁判の有罪判決)・・・郵政民営化反対派(参議院での否決)

 つまり小泉首相(ガリレオ)は、郵政民営化(地動説)を参議院(ローマ教皇庁)で否決(有罪判決)されたが、『それでも郵政民営化は必要だ(地球はまわっている)』と信念を貫いたことから、信念を貫くメタファーとしてガリレオを引用し、悦に入っているようです。

これらから以下のような疑問が出てきます。

1)地動説を最初に唱えたのは、ガリレオではなく、コペルニクス
・・・小泉首相は、郵政民営化は彼の持論で、この改革に最初に手を付けたのは自分、としきりに強調していますが、ならばガリレオではなく、コペルニクスを名乗るべきでしょう。それこそコペルニクス的転換なのですから。ちなみにコペルニクスは、死の直前に地動説を発表(もちろん宗教的迫害を怖れ、ずっと発表しなかった)したため、ガリレオほどひどい目に遭わなかったのです。ちなみに犯罪者に自身を例えるということは、有罪の自覚があるからなのでしょうか?

2)『それでも地球は動いている』とガリレオは言っていない
・・・もしガリレオがそのように言ったのならば、当時の常識から言って死刑です。何故なら、地動説は天動説を信じる教会への冒涜であり、『天文対話』を出版したことだけでなく、二重に罪を犯すことになるからです。実際、ガリレオの刑は、無期刑でしたが、直後に自宅軟禁に緩められています。これはガリレオの軟禁状態を絵にしたものに『それでも地球は動いている』というタイトルが付けられていたことに由来すると言われています。

3)ガリレオは信念を貫いていない
・・・宗教裁判で有罪になったガリレオは、以後イタリアでは地動説を唱えていません(唱えたら即死刑)。ただしガリレオの弟子筋が、原稿を持ち出し、オランダで『天文対話』を出版したと言われています。つまりガリレオは有罪判決後信念を貫き通したわけではないのです。

4)宗教裁判自体がでっち上げだった?
・・・後年になってローマ教皇庁は、裁判の再検証を行っています。その結果1992年にヨハネ・パウロ2世が、ガリレオ裁判が誤りだったと認め、ガリレオに謝罪しています。これによって当時の宗教裁判が、地動説を糾弾するものではなく、教会内の権力闘争の中でガリレオを追い落とすネタに地動説が使われた、という説が信憑性を帯びてきます。(ちなみに2003年アマト大司教は、ウルバヌス8世はガリレオを迫害しなかったと主張しています)

 要するに小泉首相が、いつものようにおいしい所だけをつまみ食いした結果、すべての前提が否定されてしまったのですが、解釈を変えると小泉首相って案外慧眼の持ち主では、と思えてきます(勿論以下は本人の想定外)

『徐々にレームダックになりつつも、依然高圧的な政治手法で議会(ローマ教皇庁)を冒涜しつづけた小泉首相(ガリレオ)は、反小泉勢力の反撃(権力闘争)に遭い、一旦衆議院(異端審問所)で郵政民営化法案(地動説)は可決(無罪)されたものの、参議院での修正を拒否し、否決されたら解散するぞと造反議員を刺激しすぎた(コペルニクスの地動説を禁ずる布告を破った)ために、参議院(宗教裁判)での否決(有罪判決)に至った。』

ガリレオの権力闘争をそのまま当てはめると、なんだか符合してしまいますね。まあ刺客がどーだとか、報道にはうんざりしている今日この頃です。(もちろん投票には行きますが)

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