最近ブッシュ大統領にとっていいニュースがあまりない。
1)セクハラ疑惑で捜査されていたリクード出身のカツァブ イスラエル大統領が、イスラエル警察に「起訴相当」と勧告される。
→イスラエル内部の政争の一つですが、大きな影響がある訳でなし。ただ見せしめ効果はあります。
2)イラク戦争に賛成した、アメリカ初のユダヤ人副大統領候補リーバマン上院議員(民主党)が予備選で敗北。破ったのは、モルガン財閥の一族に連なるエリート。
→ウォール街の放った刺客か。モルガンはロックフェラーに近いはずだが・・・。
(追記)11月1日現在共和党候補が余りにだらしないため、リーバーマン候補が盛り返している
3)イギリス軍のトップがイラク駐留軍の撤退に言明。
→ブレア首相もしぶしぶ同意。
4)イラク戦争がイスラム過激派の活動を拡大させたとする機密報告書「国家情報評価」(NIE)が報道で暴露
→また一つイラク戦争の評価が落ちました。日本は何故北朝鮮一色なのか?
5)イラクで9日、内務省特殊部隊を装った武装集団が、スンニ派のハシミ副大統領の兄弟を殺害した。
6)首都バグダッド南部の駐留米軍の弾薬集積所で10日夜、爆発が発生、弾薬に引火して激しい誘爆を繰り返し、11日朝まで火災が続いた。
→5)6)イラク情勢は更に混沌としてきています。勿論中間選挙の日程をにらんだ攻撃でしょう。相当な量の弾薬が失われた模様。
7)議会アルバイトの少年にわいせつな電子メールを送っていたことが発覚し議員辞職したフォーリー前下院議員(共和党)のスキャンダルをハスタート下院議長ら共和党指導部がもみ消していた疑惑が浮上。一部ではハスタート議長も同様の疑惑があるとのこと。
→これが支持率急落のきっかけですが、序列第3位である下院議長も辞めるとエラいことになります。カール・ローブ次席大統領補佐官ががんばっていますが。
8)ジャック・エイブラモフ事件の尾がまだ引いている。
→辞任したトム・ディレイ前下院院内総務の後釜が決まらず。候補者も下院院内総務代行を務めるロイ・ブラント議員、教育労働委員長ジョン・ベイナー議員、前下院共和党政策委員長のジョン・シャデッグ議員のうち、ブラント氏とシャデッグ氏はエイブラモフ氏から献金を受けており、ベイナー氏もタバコ産業のロビイストとと深い関わりがあります。
→このロビイストと関わった議員は大勢居る。ただしエイブラモフ氏は、目立ちすぎたからやられたというのが、ワシントンの見方。
9)ジャック・エイブラモフ事件に関連して、最近カール・ローブ次席補佐官の側近であるスーザン・ロールストン大統領特別補佐官が辞任した。
→プレイムゲートは、アーミテージ前国務副長官の仕業で決着したのに・・・。
10)共和党下院議員ウェルドン氏が、ロビイストである娘のために便宜を図った疑惑が浮上。
11)ランディ・カニンガム事件・・・昨年カリフォルニア州出身の共和党下院議員ランディ・デューク・カニンガム氏が、軍事企業からの受託収賄容疑で起訴され辞任。これが一連の共和党下院議員スキャンダルの連鎖の発端。これに関連して5月にゴスCIA長官が突然辞任している。この軍事企業からは他にも多くの議員に献金がなされ、賄の中にはコールガールによる肉弾接待も含まれる。
→10)11)選挙の前に、共和党は議員が居なくなってしまうかもしれない。
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